...彼女は俄然勉強に打ち込んでいる...
...この映画は俄然面白かった...
...彼のビジネスの方針には、俄然賛同できるものがある...
...俄然彼のファンになった...
...彼は俄然取り掛かって、すぐに仕事を完成させた...
...君の恋敵は俄然(がぜん)男性的と化成して忽(たちま)ち君を恋愛の敗北者へ蹴落しまった...
海野十三 「心臓盗難」
...そうなると極寒の海に俄然常春が訪れるじゃないか...
海野十三 「地球発狂事件」
...俄然(がぜん)、この効目はあった...
海野十三 「地球要塞」
...俄然態度を硬化し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...かれの態度が俄然(がぜん)かわった...
太宰治 「愛と美について」
...ここに、俄然、一つの食べ物を感得したからといって、一概に貪(むさぼ)りかかることをしないのは、武術の達人の残心のうちの一つと称すべく、知恵ある動物の陥穽(かんせい)を避ける心がけと言ってもよい...
中里介山 「大菩薩峠」
...俄然として吾(われ)に還(かえ)るものは...
夏目漱石 「思い出す事など」
...中は俄然として別世界になります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俄然(がぜん)なめくじらしい表情は消え去って...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...俄然(にわか)にして覚(めざ)むれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...俄然(がぜん)として英領加奈陀(カナダ)の缶詰業に火が移った...
夢野久作 「近世快人伝」
...それかあらぬか、昨夏以来、北の鬼与力や三十手の面々は、俄然、腕によりをかけて征悪活動を展開し、その検挙数は、ここ何年にもない目ざましさといわれた...
吉川英治 「大岡越前」
...と、次にOさんと會つたときは、もう俄然、氏の容態は惡かつた...
吉川英治 「折々の記」
...――つまり大正三年に於ける大正博覽會に、それ迄は、名聲微々たるものだつた百穗氏が、鴨の圖を出品して、その奔大なる筆致と新鮮な構圖が、餘りにも時流の傾向と常識からは進歩的であつた爲、畫壇へ投じた問題の一石となつて、俄然、百穗といふものの名聲が、それから彗星のやうに群小を壓して行つたといふ話なのである...
吉川英治 「折々の記」
...俄然、軍議は緊張を呈した...
吉川英治 「三国志」
...「敵!」「敵だッ!」「討(う)て!」と、俄然(がぜん)、前方の者から声があがった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...俄然(がぜん)、土けむりが、此方(こなた)へ向って駈けて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...大がかりな官兵の討伐がやって来ますぞ」俄然...
吉川英治 「新・水滸伝」
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