「係り」の意味
関係する
小説での「係り」の使い方
...女王になる幼虫の為めには、その養育係りは、特別のパン粥を用意するのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...或る放火事件の公判があったんです……むろん係りの判事さんも検事さんも...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...波子が俺の係りの女中として何くれとなくまめまめしく世話を焼いてくれていたのだが...
高見順 「いやな感じ」
...また係り合いになったら難儀するぜ...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...行き当たりばったりに会の係りの人に先日の柱作りの品種を聞いてみたがわからない...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...下の室に眠っていた会計係りの男の夢を妨げ突然その眠りをさましたのだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...係りの役人にも意見は区々(まちまち)でしたが...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...私にも係り合ひのあることで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鉛筆を手にもつた若い係りの店員と...
萩原朔太郎 「名前の話」
...今夜の接待係りなので壁煖炉(シュミネ)のところにいるボクさんや久世(くぜ)氏...
久生十蘭 「キャラコさん」
...給仕係りを演じた小男を...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...この建築係りの一隊は河畔の請負の工事仕上げにすでに前進を起していた...
本庄陸男 「石狩川」
...仕事中のエレベーター係りの耳に聞えた...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...またいうか! たってとあらばもう少し早く係りへ行け!喜平 おい...
三好十郎 「斬られの仙太」
...係りとは誰であるか...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...無理をしてはならぬという係りのお医者様のお言葉をお受けはしながら...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...図書係りの甚三郎を疑うしかあるまい』『だが...
吉川英治 「夏虫行燈」
...楽隊(ジンタ)の係りの者なども...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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