「便」の意味
便利や都合が良いこと
小説での「便」の使い方
...『そなたは何(なん)と便利(べんり)なものを神様(かみさま)から授(さずか)っているであろう!』と良人(おっと)は大(たい)へんに驚(おどろ)きました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...甲の地に向っては斯(か)く斯くの便宜を与える...
大隈重信 「選挙人に与う」
...この隔日もまた折々障礙せられるので不便で困る...
大杉栄 「獄中消息」
...便利な日本服日本服のいいことは...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...お便り下さい...
太宰治 「虚構の春」
...――郵便が来ない...
種田山頭火 「其中日記」
...昔の不便な時代に遥々(はるばる)長崎まで行くだけの熱心があったから...
寺田寅彦 「断片(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...ある時は病人の便器を差し込んだなり...
夏目漱石 「行人」
...月々きまつてもらふお小遣(つか)ひを少(すこ)しづゝ郵便(ゆうびん)貯(ちよ)金にし初(はじ)め...
南部修太郎 「寫眞と思ひ出」
...これで押入と便所の戸を開けて貰えば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...守田勘弥を上流人に接近させる便宜を得させたのだった...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...世は御方便や商売がらを心得て口取り焼肴(やきざかな)とあつらへに来る田舎ものもあらざりき...
樋口一葉 「にごりえ」
...当時の事物を便利なりと思いしことにて...
福沢諭吉 「教育の目的」
...すこぶる運輸の便あり」と...
本庄陸男 「石狩川」
...切(しき)りと故郷への便りを書いてゐた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...また各国政府は移住に対するあらゆる便宜を与えるものと...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...瀬田は「暫時(ざんじ)御猶予(ごいうよ)を」と云つて便所に起(た)つた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...便所には草履がなく...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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