...私は私の正しい価の中にあることを勉めよう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...恋愛の人生に対する価値を否定し或は無視してゐると云ふことがその深い根柢となつてゐるからである...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...随分傑(すぐ)れた価値(ねうち)のものも鮮(すくな)くなかつたが...
薄田泣菫 「茶話」
...十銭の原価のものに一銭五厘なり二銭なりの手数料を見てそれで売るので...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...自分は科学というものの方法や価値や限界などを多少でも暗示する事が却って百千の事実方則を暗記させるより有益だと信じたい...
寺田寅彦 「方則について」
...価値的なるものは之に反して本質的・永遠的であると考えられる...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...そこで男においては反美濃部のレッテルは政治的価値がずっと小さくならざるを得なくなって来たのだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...いかに価値ある成功でもが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ために芸術品として見たる私の講演は大いに価値を損ずるごとく...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...「六円に頂いておきましょう」と否々(いやいや)そうに価(ね)を付けた...
夏目漱石 「門」
...モローゾフ教授は尊敬に価する人だけど...
久生十蘭 「地底獣国」
...額面はその価値かも知れないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...春子(はるご)というのは沢山発生して価(ね)も廉(やす)い...
村井弦斎 「食道楽」
...同じように珍奇・稀少・高価・を尊ぶ心から...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...むずかしく言えば価値問題について多くの人は正しい見解を有つことができないのです...
柳宗悦 「日本民藝館について」
...人間は真理や価値を追求するのをやめて...
矢部貞治 「政治学入門」
...その紙なら紙が上等なわりに価格が安いのに...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...その価値を下落せしめかつそれを再び本位に一致せしめる結果を有つであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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