...読本(とくほん)の下へ武侠世界(ぶきょうせかい)をひろげて...
芥川龍之介 「毛利先生」
...『美少年録』でも『侠客伝』でも皆謄写した気根の強い筆豆(ふでまめ)の人であったから...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...つまり二十銭だけその人の義侠心に訴えるのである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...義侠といひ尚武といふが如きは日本国民固有の特性といはんよりも...
綱島梁川 「国民性と文学」
...すこぶるお侠(きゃん)で口先の達者な女友だちと連れだっていたが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...権力あるものに抵抗するの侠骨是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...侠客(きょうかく)とかバクチ打ちとかいう社会にはなくてはならぬものだろうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あるいは任侠(にんきょう)というような一種の印象(いんしょう)を惹起(じゃっき)す...
新渡戸稲造 「自警録」
...第一義侠的なところがいいワ」「これこれ何をいうのじゃ...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...侠名嘖々(さくさく)たる怪人物...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...夫れ物質的の文明は唯物質的の人を生むに足れる而已(のみ)、我三十年間の進歩は実に非常なる進歩に相違なし、欧米人をして後(しり)へに瞠若(だうじやく)たらしむる程の進歩に相違なし、然れども余を以て之を見るに、詮じ来れば是唯物質的の文明に過ぎず、是を以て其文明の生み出せる健児も、残念ながら亦唯物質的の人なる耳(のみ)、色眼鏡を懸け、「シガレット」を薫(くゆ)らし、「フロック、コート」の威儀堂々たる、敬すべきが如し、然れども是れ銅臭紛々たる人に非ずんば、黄金山を夢むるの児なり、其中に於て高潔の志を有し、慷慨の気を保つもの、即ち晨星(しんせい)も啻(たゞ)ならじ、束髪峨々(がゝ)として緑(りよくさん)額をつゝみ、能(よ)く外国の人と語り、能く「ピアノ」を弾ず、看来れば宛然たる「レディス」なり、然れども其中に存するものは空の空なるのみ、赤間ヶ関の荒村破屋に嘗(かつ)て野「バラ」の如くに天香を放ちし、烈女阿正(オマサ)の如き、義侠深愛、貞節の如き美徳は之を貴き今日の娘子軍に求むべからず、蓋(けだ)し吾人(われら)が之を求め得ざりしは其眼界の狭きが為ならん、而(しか)れども方今の人心は其外界の進歩に殆んど反比例して、其撲茂、忠愛、天真の如き品格を消磨して、唯物質的の快楽を遂ぐるに、汲々(きふ/\)たるは、掩(おほ)はんとして掩ひ得べからざるの事実に非ずや、思ふて此に至る吾人は賈生(カセイ)ならざるも、未だ嘗て之が為に長大息せずんばあらず、古来未だ嘗て亡びざるの国あらず、而して其亡ぶるや未だ嘗て其国民が当初の品格を失墜したるに因(よ)らずんばあらず噫(あゝ)今に及んで百尺竿頭、更に一歩を転ぜずんば、吾人は恐る、「古(むか)し我先人が文明を買ひし価(あたひ)は国を亡(うしな)ふ程に高直なりき」と白皙(はくせき)人種に駆使せられながら我子孫のツブヤカんことを...
山路愛山 「英雄論」
...遊侠(ゆうきょう)の群とのつきあいもせず...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一面任侠の風(ふう)もあるので...
吉川英治 「三国志」
...侠気はあるが、喧嘩好き、酒好き...
吉川英治 「新・水滸伝」
...世にいう侠漢(おとこだて)です...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お久良の侠気を見込んだ鴻山が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...面白倶楽部に長篇「剣魔侠菩薩」が掲載され...
吉川英治 「年譜」
...侠盗とかいう怪物が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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