「依」の意味
よりどころ
小説での「依」の使い方
...もし余の言(ことば)に依(より)て気力を回復せざるものある時は余は心竊(こころひそ)かにその人の信仰薄きを歎じ理解の鈍(にぶ)きを責(せめ)たり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...即ち基督(キリスト)教の布教に依って海外発展...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...中川という人に依頼した処先生頗る名文をかくものだから少々降参をして愚痴だらだら読んでいます...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...月の光の愛撫(あいぶ)に依(よ)り金属のようにつるつるしていました...
太宰治 「虚構の春」
...河川法第十八條に依るとか何條に依るとか云つて...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...娘の記憶するところに依れば...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...今更あの手紙に依(よ)って飜意(ほんい)するとも思われないし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あんたの方でも依頼したから送る物を送っていたのじゃないか...
近松秋江 「狂乱」
...問題は依然複雑である...
戸坂潤 「映画芸術と映画」
...自由黨の死活問題なりたとひ今日星氏に依て唱へらるる事となしとするも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...四谷見附平山堂に赴き家具売却の事を依頼す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...位置に依ってそういう風に呼ばれ...
野上豊一郎 「闘牛」
...今じゃ依(よ)りどころのない女ですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...法に依って守成するものは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...今までの例に依れば...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...依田さんは別の舟に乗ったと見えて...
森鴎外 「百物語」
...依然として呆(あき)れ返ったトボケた顔で...
夢野久作 「少女地獄」
...ご帰依の上人から...
吉川英治 「親鸞」
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