...(医者が、侍臣が十分に、手を尽しても、助からぬのだから、何も、妻の手落ちばかりというのではないが――重役の方々のお眼鏡に叶(かな)って、御乳母役に取立てられたのに、その若君がおなくなり遊ばされた以上は、のめのめ夫婦揃って、勤めに上ることもできん...
直木三十五 「南国太平記」
...公は侍臣に命じて此の女の髪を根本(ねもと)から切取らせた...
中島敦 「盈虚」
...諸公子も侍臣等も大方は討たれ...
中島敦 「盈虚」
...女帝が侍臣に命じて帽子に入るだけの*青紙幣(シーニッツア)を彼につかはされたこと等々……枚挙に暇もないくらゐ! だが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...侍臣たちにも幸運は分かたれていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...侍臣たちは心中のうれしさをおさえて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...侍臣から校川宗兵衛が面会を求めに来ていると告げられた...
山本周五郎 「新潮記」
...玄蕃やその他の者は如何したのじゃ」と京極丹後守は最前から侍臣を顧みて気を揉むことしきりであった...
吉川英治 「剣難女難」
...侍臣のうちに、楊彪(ようひょう)もひかえていた...
吉川英治 「三国志」
...いつのまにか曹操の侍臣が来ていた...
吉川英治 「三国志」
...侍臣が、そんな者はおりませんというと、曹操はつよく首を振って、「いや、真っ白な衣を着た怪神が、梨の精だと名乗って、幾たびも予の胸を圧した...
吉川英治 「三国志」
...分宿していた侍臣たちは...
吉川英治 「新書太閤記」
...和をお講じになるしかございますまい」侍臣三淵大和守は...
吉川英治 「新書太閤記」
...心得ました」たれが点(た)てるのやら、その道の者はいないので、侍臣のうち、少々は茶筅(ちゃせん)の持ち方ぐらい知っているのが、がちゃがちゃと掻きまわして来るにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
...守将の三九郎貞昌も、侍臣たちも、夜来寝もやらず、ひそかに彼の決死行を見送っているらしく思われた...
吉川英治 「新書太閤記」
...侍臣をして調べさせたところ...
吉川英治 「新書太閤記」
...それからも侍臣が燭(しょく)を剪(き)ること数度だったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...侍臣へいいつける...
吉川英治 「宮本武蔵」
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