...中村君は古人の随筆の佳所と君の所謂(いはゆる)「古来の風趣(ふうしゆ)」とを同一視してゐるやうである...
芥川龍之介 「解嘲」
...翌四十一年に至り東洋学芸雑誌上に於て三宅秀博士の論文を読みたるに佳味が食物の消化を促進することを説けるに逢へり...
池田菊苗 「「味の素」発明の動機」
...一般に健康の佳良なるは其結果なるべし...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...敵がまったく思いもかけなかったような性能と怪奇な外観をもつのを佳(よし)とする...
海野十三 「蠅」
...むかしの佳(よ)き人たちの恋物語...
太宰治 「虚構の春」
...また、この母は、なんと佳いのだ...
太宰治 「俗天使」
...「佳い匂(におい)だ」と云っていたが...
田中貢太郎 「文妖伝」
...一樽の佳い酒まで買ってきて...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...―――四月某日嵯峨にて佳(よ)き人のよき衣つけて寄りつどふ都の嵯峨の花ざかりかな女学校時代に自分もひとしきり作歌に凝ったことのある幸子は...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今市中の坂にして眺望の佳(か)なるものを挙げんか...
永井荷風 「日和下駄」
...踊子(をどりこ)の渇(かつ)した喉(のど)には自分等(じぶんら)が立(た)てる埃(ほこり)の掛(かゝ)るのも頓着(とんちやく)なく只管(ひたすら)それを佳味(うま)く感(かん)ずるのである...
長塚節 「土」
...佳い香と漁り抜く丈太郎は日と共に懊悩を重ぬるばかりでした...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...それも佳し/\! といふ胸を開いて...
牧野信一 「東中野にて」
...秋色の桜の句抔(など)に比すればこの句の高きこと数等なり)もし絶間といふ語を改めなば今一段の佳句ともなるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...むしろ佳句に属すべき者多し...
正岡子規 「俳句の初歩」
...佳玖子(かくこ)という三つの妹が好きで...
山本周五郎 「菊千代抄」
...佳人薄命ということばは...
吉川英治 「新書太閤記」
...太刀も佳(よ)く...
吉川英治 「新書太閤記」
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