...葉子の神経は時には自分でも持て余すほど鋭く働いて...
有島武郎 「或る女」
...時々オイボレセンチを持て余す...
種田山頭火 「其中日記」
...五百円ずつ余すつもりの所が...
直木三十五 「死までを語る」
...今余すところは南側の浅草の方面ばかりとなつた...
永井荷風 「里の今昔」
...或は音楽として或は美術として自由自在に自己を表現して余す所のなかつた作者は珍重されなければならない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...彼ら人間にとって持て余す邪まものを...
本庄陸男 「石狩川」
...かかる間に猟師余すところの虎の子供を全うして船に乗る...
南方熊楠 「十二支考」
...仕方がないから牝牛を買って三月末三日を余すまで無事に飼ったが...
南方熊楠 「十二支考」
...もしわたしも、今なお自然の最初の規則のもとに自由で楽しい生活を送っているといわれるあの民族の中にいるのであったら、もっと積極的に、余すところなく、赤裸々に、自分を描き出してお目にかけたであろうと思います...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何しても、お袖の逮捕をきっかけに、これまでは、南北両奉行の間にも、暗闘として、伏せられていた事件の全貌が、白昼の話題にされ、五人組強盗の始末から、高札斬りの下手人、そして、越前守個人の過去につながるすべての問題まで、余すところなく、世間の耳に伝わった...
吉川英治 「大岡越前」
...……お島という女子(おなご)のことを、何か、聞いたか」「えっ、島と申すのは」「お身自身、過去の白業黒業(びゃくごうこくごう)とも、余すなく、白日(はくじつ)に曝(さら)して、罪を、天に求め、自身、自身を裁き切らんとしておらるるが……...
吉川英治 「大岡越前」
...物具なども余すなく鹵獲(ろかく)せよ」と...
吉川英治 「三国志」
...「ひとりも余すな」と...
吉川英治 「三国志」
...溢れる感激のままに叡慮余すなく吐いて...
吉川英治 「私本太平記」
...養父が持て余すのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...……殿にも、お覚悟なくてはなりませぬ」彼は、秀吉が自分たちへ計った企謀(きぼう)を、余すなく、信雄の前で吐いてしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...側近く俯向(うつむ)いている彼の蓬々(ぼうぼう)とした月代(さかやき)を鮮(あざ)らかに照らして余す所がない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...また根本中堂をはじめ山上の堂塔四百余をも余すところなく焼き払った...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
- アイドルの小池美由さん: 第1子男児を出産、家族写真を公開しました 👶
- フリースタイルスキー選手の近藤心音さん: 12年間の選手生活に終止符を打ち引退⛷️
- 相撲力士の白川裕二郎さん: 純烈を2025年3月31日で卒業すると発表した。🎤
