...「神」の姿明かならざるを如何せむ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...其力到底人性の要求を飽足するに足らざるを如何せむ...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...鋭い歯はありませんけれども何せ力が強うございますから...
太宰治 「黄村先生言行録」
...何せどうも突然の事で...
太宰治 「佳日」
...何せ、一軒ではおさまらないひとで、チドリに行く前にまたどこかにひっかかっているかも知れませんですよ」「チドリへ行ってみます...
太宰治 「斜陽」
...それに何せ寒かったものですから...
太宰治 「新ハムレット」
...何せ、いま戦争中なのだからね...
太宰治 「惜別」
...何せそんな家ですさかい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...」「何せこの降りじゃ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...侯の本意に非るを奈何せむや況むや侯の最も親善なる西郷侯を死地に陥るゝが如き隠謀の張本人たるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...何せ、あゝ云ふところは、せいせいしていゝもンだ...
林芙美子 「雪の町」
...何せ食糧が足らないので無理もありません...
原民喜 「書簡」
...何せ、かほするのに痛くて一苦労、芝居何うも身が入らない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...何せよほど熟練な水夫たちが漕(こ)いですばやく船からはなれていましたから...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...何せよ一足遅かった...
吉川英治 「剣難女難」
...――何せよ、ここはもう一応、ご忍耐が肝要でしょう」郭嘉、荀ふたりの意見が、まったく同じなので曹操も遂に迷いを捨て、次の日、袁紹の使者を丞相府に呼んで、「ご要求の件、承知した」と、曹操から答えて、糧米(りょうまい)、馬匹(ばひつ)、そのほか、おびただしい軍需品をととのえて渡した...
吉川英治 「三国志」
...何せい、これへあなた様を御案内して来るとすぐ引き続いてのお物語りで――」「そうそう、これは筑前が落度でござった...
吉川英治 「新書太閤記」
...何せい、信長のきげんをとり結ぶのは難しい...
吉川英治 「新書太閤記」
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