...但しこれは独身者でなくては解りかねる心持だと云ふ志田君の説が...
石川啄木 「菊池君」
...但し君が御教の道に依らねばならぬ...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...但し大躰より観察するときは...
高木敏雄 「比較神話学」
...但し、啓発説は、必しも全然剖判説を容れざるには非ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...但し貸二階は発行所の前面ばかりではなく...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...但し錢のない場合には米若くは奴隷を以て錢に換算する...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...諸哲学――但し充分に理論的なものに限るが――の特色を簡単に検出して見たいと思うならば...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...被害者大島長三郎氏を七百円で買収したり(?)(但しこの点大島氏の代理者からの抗義が私の手許に来ている)...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...但し、自分の力の及ぶ範囲ならば知らず、旅へ出ての身である、まして今度の旅は、人も、我も、思いがけない旅である、人に知られたくない旅の身である、彦根の家中の重役には相当知辺(しるべ)はあるけれども、事改めて、そこへ持ち込みたくない...
中里介山 「大菩薩峠」
...但しよろしく畿の内に居住して...
中里介山 「法然行伝」
...但しこの大抵と云う度合は両人(りょうにん)が勝手に作ったのだから他人の場合には応用が出来ないかも知れない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...但し斷はつて置くが足利時代はロココよりも寧ろルネッサンスに近く...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...但しその晩はこれきりの事で別段にお話しなし...
二葉亭四迷 「浮雲」
...但し杉寛を賞めるのは何うかと思った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...但しかかる事は俳句修学の上に幾度もある事なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...但し斯くは言ふものの憲法全體を學理的に究明し又其の技術的規定を明確にすることは專門家にとつても蓋し容易ではない...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...但し絵のあがるまでは小梅へはゆかないようにと念を押した...
山本周五郎 「おれの女房」
...但し校川さんには死んで貰いたくない...
山本周五郎 「新潮記」
便利!手書き漢字入力検索
