...これから直ぐお前さんを伴(つ)れてかなけやならないのさ...
石川啄木 「天鵞絨」
...杖(つえ)柱とも思う同伴(つれ)の若いものに別れると...
泉鏡花 「歌行燈」
...ちょこなんとお相伴(しょうばん)して...
岡倉由三郎 「茶の本」
...少ない資本をもって妻子を伴れて東京に出て来る...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...伴れてってくれるか」「じゃ飯(めし)を喫(く)って往こう...
田中貢太郎 「藍瓶」
...女を伴(つ)れていては手足まといになるのです...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...気の弱い私を躊躇(ちゅうちょ)させずにその家へと伴(つ)れて往った...
田中貢太郎 「妖影」
...余りに疑惑の伴はない薄い心を感じたこともないではなかつたけれど...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...車内にはW町からF町へと客に伴れられて芝居を見物に行く田舎芸者が三人ほど乗つてゐたが...
田山録弥 「海をわたる」
...最もよい伴侶なのだ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...幸田露伴博士の何か小册子がありましたやうで...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...卯平(うへい)は村落(むら)に歸(かへ)つてから往年(むかし)の伴侶(なかま)の間(あひだ)へ再(ふたゝ)び加(くはゝ)つて念佛衆(ねんぶつしゆう)の一人(にん)になつた...
長塚節 「土」
...生活の變化に伴ふ心境上の氣分である...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...それは人間の生活そのものを深め温める日々の伴侶でした...
柳宗悦 「民藝の性質」
...それらは生活のよき伴侶として...
柳宗悦 「民藝四十年」
...やはりまた和歌に随伴した一種の才蔵(さいぞう)にほかならずと見てよいようである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...二人の同伴者も箸を取らなかったし...
山本周五郎 「青べか物語」
...彼の大きな生涯の同伴者にはなれない人々だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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