...伝うる処によれば...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...「歴史」と「預言」とは過去と未来における国民または人類の外的表現に依(よ)りて伝うるもの...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...なるべく樹蔭(こかげ)を伝う様にして...
江戸川乱歩 「黒手組」
...種々の奇怪の説話を伝うるは...
高木敏雄 「比較神話学」
...手伝うのだよ」平吉は昇口(あがりくち)の方を背にして立ちながら何か嗅ぐようにしていた...
田中貢太郎 「春心」
...伝うるところによるとこの象は若い時分に一度かんしゃくを起こして乱暴をはたらいた事があるらしい...
寺田寅彦 「解かれた象」
...附近の漁師の若い者が手伝う...
中里介山 「大菩薩峠」
...親王家と五摂家には、御入用調役というものがついていて、体面を維持する程度のことをしてくれるが、大臣家、羽林家と下ると、そういう保証もないので、朝は薄い茶粥に胡麻塩、昼は一汁一菜に盛りっきりの麦飯、あとは翌朝まで、咽喉を通るのは水ばかりという、詰りきった暮しをしているところへ、天保四年の飢饉のたたりで水のような粥にも事欠くようになり、大方は米糠や麦糠(ふすま)を糧にし、対屋の梁を伝う、やまかがしや青大将はご馳走のうちで、荘園の上りを持たぬ官務や神祇官は、蕨(わらび)根や笹の実を粉にして、枯渇した腹の養いにしているという...
久生十蘭 「奥の海」
...此方は一直線に田甫道を寄切つて丘を伝うて進むのだから時間の相違は殆ど同じ程度だらう――などと思つて彼はステツキを振りながら彼方此方に月見草が咲いてゐる夕暮時に近い田甫道を小川のへりに沿うて急いで行つた...
牧野信一 「黄昏の堤」
...そしてそれに伴れて床の上に鳴る脚の音が伝うて来るのを...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...相伝う昔小児あり渓傍の巨螺を見て拾い帰り...
南方熊楠 「十二支考」
...インドのパンジャブで伝うるは...
南方熊楠 「十二支考」
...支那では〈易州の馬泉、相伝う、唐の太宗高麗を征し、ここに駐蹕(ちゅうひつ)す、馬(あが)きて泉を得たり、故に名づく、また馬泉あり、広昌県の南七十里にあり、俗に伝う宋の陽延昭、ここに屯爰(とんえん)す、馬きて泉を得たり〉(『大清一統志』二二)...
南方熊楠 「十二支考」
...ここで手伝うならいいが...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...自分から茶盆をもって手伝う...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その蔓を伝うて昇って来なさいという...
柳田国男 「年中行事覚書」
...日本の巷間(こうかん)に伝うる轆轤首(ロクロクビ)もしくは抜け首と称せらるる怪談なり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...御奉公を手伝うてもらいたいのじゃ」「手伝えと仰っしゃいますと」「又十郎も其方(そち)も...
吉川英治 「柳生月影抄」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
