「伝う」の意味
伝える
小説での「伝う」の使い方
...伝うる処によれば...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...第九五項 釜鳴りの説明民間にて伝うるところによれば...
井上円了 「おばけの正体」
...著述家としての尊い心持を最後の息を引取る瞬間までも忘れなかった紅葉の最後の逸事として後世に伝うるを値いしておる...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...かつ自(おの)ずから別に伝うる人があろう...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...拙老が手伝うて遣わすぞ」「何から何まで御親切な」滝之助は感激した...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...終にカドモスの家系は全く断絶するに至りしと伝う...
高木敏雄 「比較神話学」
...盖し本末の面目を伝うる者ならん...
高木敏雄 「比較神話学」
...勲章がほしくて手伝うとでも思っているのか」あんなことで事がおこせるのだろうかと北槻中尉は案じていたが...
高見順 「いやな感じ」
...もうすこし不明瞭(ふめいりょう)なのでは「かえるやら山陰伝う四十から」の次に「むねをからげる」があり...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...自分の信ずるところを他人に伝うることは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...十津川の沿岸を伝うて行けばなんのことはないのですけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...岩を伝うて下へ降る様子である...
中里介山 「大菩薩峠」
...山東省の米山は相伝う斉桓公(かんこう)ここに土を積んで虚糧(うそのかて)と為(な)し...
南方熊楠 「十二支考」
...ここには今でも安倍貞任(あべのさだとう)の母住めりと言い伝う...
柳田国男 「遠野物語」
...昔より山の神出づと言い伝うるところなり...
柳田国男 「遠野物語」
...……それで貴女(あなた)は今日のジョージの仕事皆手伝いましたか」「……いいえ……別に手伝うという程でも御座いませんけど……そのお手紙が私の処に参りましたのは今日のお正午(ひる)過ぎ二時近くでございました...
夢野久作 「暗黒公使」
...見物が沸いておりますから」お粂はあわてて衣裳を着け出すと、そこへ二、三人の女達が来て、帯を手伝うやら、袴(はかま)の紐(ひも)をしめてやるやら、忽ち次郎の存在は消えてしまいました...
吉川英治 「江戸三国志」
...事実であったと信じていたい気もちが妙に手伝うものであることも否みがたい...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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