...刎釣瓶(はねつるべ)の手を休めるやら...
泉鏡花 「婦系図」
...一日のうち義雄が氣を休める時間である...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...恐ろしい惨劇事件に酷使した頭脳(あたま)を休めるために無理に余裕をこしらえて...
海野十三 「蠅男」
...彼女はひとりゆっくりと足腰を休めるために二階の寝室へ上って行ったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...これでもう休めるわ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...疲れ爛(ただ)れた脳を休めるようにしていた...
近松秋江 「狂乱」
...まだろくろく帯を釈(と)いて汽車の疲労(つかれ)を休めることすら出来なかった...
徳田秋声 「足迹」
...体を休めることが...
徳田秋声 「仮装人物」
...こんなに卒都婆が斬れていましたよ」「ええ」二人はいい合わせたように栗を数えた手を休めると...
中里介山 「大菩薩峠」
...出任せにもせよ細君の心を休めるような事ばかりはいっていなかった...
夏目漱石 「道草」
...書斎のなかで精神を休める必要が起るのだそうであった...
夏目漱石 「門」
...休めるときを待ち望んでいた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...息切れを休めるうちには...
牧野信一 「山峡の凧」
...烏のやうに翼を休めると...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...匂いというものは神経を休めるから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おお無知と無好奇*こそはよく作られた頭脳を休めるのに何とらくな・柔らかい・そして健康的な枕であろう!* 無好奇 incuriositというのはやたらに好奇心をもたぬこと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だが一日でも手を休めるなら...
柳宗悦 「工藝の道」
...フィリップは手を休める...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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