...これは半面に自分の不得意な音曲でさえこのくらいに出来るという風に聞え彼女の驕慢な一端(いったん)が窺(うかが)われるがこの言葉なども多少検校の修飾(しゅうしょく)が加わっていはしないか少くとも彼女が一時の感情に任せて発した言葉を有難く肝(きも)に銘(めい)じて聴き...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...並(ならび)に第一の任務における史家の立場から見れば...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...もとよりはずっと振動数の大きい任意の音をいろいろと置き換えてみる...
寺田寅彦 「疑問と空想」
...音の進行は任意に屈折する...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...終始善く皇上の御信任を全うして頭等元勳の待遇を受けたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...女ひとりで諸事思うに任せず...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...彼女は夫に対するようにトロミエスに身を任していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...博士や教授や勅任官抔(など)の事を念頭にかけて...
「入社の辞」
...夫人は責任を感じた...
夏目漱石 「明暗」
...いや串談(じようだん)ではなし札幌(さつぽろ)の病院長(びようゐんちやう)に任(にん)じられて都合次第(つがふしだい)明日(あす)にも出立(しゆつたつ)せねばならず...
樋口一葉 「經つくゑ」
...「文芸部東宝古川緑波一座主任ヲ命ズ」といふ妙な文句...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼を首相に任じた...
南方熊楠 「十二支考」
...太政大臣に任命されることも今しばらくのちのことにしたいと辞退した源氏は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...六八土淵村には安倍氏という家ありて貞任が末なりという...
柳田国男 「遠野物語」
...自ら歓待の任に当ったと言われる...
柳田国男 「年中行事覚書」
...むろん責任がないとは云えないが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...屋外の任務に就かぬ我等は...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...これを尊氏に御一任願わしゅうぞんじまする...
吉川英治 「私本太平記」
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