...無邪気なる彼等の常談を大真面目に随喜し渇仰するの時...
芥川龍之介 「梅花に対する感情」
...フランシスのやうな天才の――フランシスのやうな人こそ根本的の意味に於いて「天才」である――天馬空を行くやうな生涯を瞻仰すれば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...彼の渇仰するものである――そう彼は宣言した...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...この仮説を信仰するところから...
太宰治 「十五年間」
...さりとて人民の敬仰するほどの善政を施した明君というでもなく...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...彼は一切の宗教を信仰する白頭の米人なるブレインと...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...社会学的常識を利用しやがて又みずから之を信仰する処の社会理論家・社会実践家にとっては...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...伯や國民の瞻仰する所と爲り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一日も沈欝なる天地に俯仰する能はず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「何よりもただ太陽……太陽を信仰するのだ...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...最後に自分に神を信仰するかと尋ねた...
夏目漱石 「夢十夜」
...依て人々其信仰する醫に萬事任せて療治し必らず惑を起す事なかれ...
福澤諭吉 「養生の心得」
...我らの欣喜渇仰するほどこの頃の寄席のお客には迎えられず春風柳(やなぎ)の田舎唄に一蹴されて...
正岡容 「寄席行燈」
...わしの信仰する神様のあらたかな御影(みかげ)を拝まして進ぜるわ」露月は刀を引付けて...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...まったく誰でも何事かを信仰する人は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...呉の大将周泰(しゅうたい)の傷を治したと聞く名医でおわすか」「かねがね景仰する天下の義士が...
吉川英治 「三国志」
...自分の景仰する古人に対して...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それへ来たのはどなた様じゃ! もしやこのばばが日頃信仰する観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)の化身(けしん)ではお在(わ)さぬか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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