「他領」の意味
他人の領地
「他領」の例文(場面別)
- 歴史・政治戦国時代、大名たちは他領を侵略することで勢力を拡大した。
- ビジネス(比喩的用法)他社の特許技術は他領同然で、無断使用すると訴訟リスクがある。
- ゲーム・ファンタジーこのアイテムを使えば、他領の資源を一時的に採取できる。
小説での「他領」の使い方
...後者と後者の単なる移行以外に技術的範疇の他領域を認めないから...
戸坂潤 「技術の哲学」
...一定の専門領域からもっと広い一般の他領域に踏み出す生活態度のことをディレッタンティズムといっているのであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そこでふところが寂しくなると、人に足もとを見られるようになる」そろそろ、道庵の返事が脱線しかけたのを、僧形の同職はさあらぬ体(てい)にもてなして、「何しろ大公儀にしても、われわれにしても、暮し向きは財政が元でございますからなあ、そこで天保の改革の時に水野越前守殿が……何といっても、あのくらいの豪傑でございますから、早くもこの木曾の森林に眼をつけてしまいました」「なるほど」「尤も、それとても越前守殿が眼をつけたというわけではごわせんが、しかるべく建議をしたものがあるんでございましてな」「何といってね」「尾州領のあの木曾山を三年間、幕府へお借上げになりますならば、当時幕府の財政も充分に整理ができる見込みだと、こうそれ、越前守殿に吹込んだものがあるんでございますな」「よけいなことを吹込みやがったね」「尾州家にとってはよけいなことですが、幕府の財政整理のためには、無類の妙案なんでございましょう、越前守殿ほどの鋭敏な政治家が、それをなるほどと思召(おぼしめ)さないわけにはゆきません」「なるほどと思ったってお前、親藩とはいえ、他領ではないか、どうなるものか」「しかし、時勢が時勢でございますからなあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...他領他国へ逃げ走らんがために...
中里介山 「大菩薩峠」
...他領へ引いて行って売ったり...
久生十蘭 「奥の海」
...しかし他領のことだから...
山本周五郎 「つばくろ」
...布令を発して他領に出すことを停止し...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...他領へ逃げるにも...
吉川英治 「脚」
...他領の平和を紊(みだ)すとは天人共にゆるしがたき奸賊輩(かんぞくばら)...
吉川英治 「剣難女難」
...他領へ逃げ去っているだろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...他領を探っているのであろう」「探っておらんとはいうまい...
吉川英治 「平の将門」
...ばかに他領者(たりょうもの)の入国を嫌って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...阿波以外にも他領者の入国できぬ所がある」「すると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...他領の者を入れぬという...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...他領の者を入れぬが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...他領者を入れちゃならぬ御城下へくわえこみながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...島原から一里の他領に属する二人の青年武士が説教を聞きに来たのであったが...
和辻哲郎 「鎖国」
...ダルメイダの宿には、領主から贈った猪一頭、雉二羽、家鴨二羽、大きい鮮魚五尾、酒二樽、米一俵、その他領主夫人、庶子などの贈物が充満した...
和辻哲郎 「鎖国」
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