「他出」の意味
他の場所へ出かけること
「他出」の例文(場面別)
- ビジネス彼は重要な会議のために他出しているため、午後の打ち合わせには参加できません。
- 日常会話今日は母が他出しているので、夕食は自分で用意しなければならない。
- ニュース市長は他出中で、緊急の記者会見には出席できないとのことだ。
小説での「他出」の使い方
...他出無用に致すように...
芥川龍之介 「忠義」
...――必ず修理の他出を...
芥川龍之介 「忠義」
...御他出なぞなさいませんよう...
芥川龍之介 「忠義」
...朝っぱらから用があって他出したのだという...
犬田卯 「沼畔小話集」
...自身(おのれ)も佻々(かるがる)しく他出(そとで)したまはざりしが...
巌谷小波 「こがね丸」
...毎日の天候気温、出入客来、他出等、尋常日記に載すべき事項のほかに、祭事、仏事、音物(いんぶつ)、到来品、買物、近親交友間の消息、来客の用談世間咄、出入商人職人等の近事、奉公人の移り換、給金の前渡しや貸越や、慶庵や請人(うけにん)の不埒(ふらち)、鼠が天井で騒ぐ困り咄、隣りの猫に(さかな)を取られた不平咄、毎日の出来事を些細の問題まで洗いざらい落なく書き上げておる...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...しかし閣下は他出(そとで)される約束があって...
海野十三 「赤外線男」
...折よく定助も他出からもどって風呂に入ったところで...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...他出していた友達が帰ってきて旅館へ顔を出した...
田中貢太郎 「蘇生」
...ある日武は他出して林児を留守居にしてあった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「田七郎」
...私(わし)は昨日は他出しなかったよ」と...
田中貢太郎 「魔王物語」
...僅に三人の家族のうちでそれも私の父は大概他出して居るので家に在るものは母と私と二人のみで...
長塚節 「隣室の客」
...主人は他出してござる...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...手紙の主は他出したまま...
久生十蘭 「鈴木主水」
...かかる家庭にあるも心苦しくて他出(たしゅつ)することの数(しばしば)なりしにつれて...
福田英子 「妾の半生涯」
...尤他出無用...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「これから他出しようと思いますので」「竹隈であろう...
山本周五郎 「新潮記」
...夕暮まで他出致そうと思う...
吉川英治 「剣難女難」
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