...自分の敵を喜劇役者に仕立てる要求を包んでゐないとは云ひきり難い...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...臨時に仕立てる小さな荷馬車に酷似して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...果樹の苗を仕立てるときに...
丘浅次郎 「民種改善学の実際価値」
...安左衛門は商人に仕立てる積りで預かった子を娘の守(も)りにしてしまっては国元の親たちに済まぬという心づかいもあったらしいが丁稚一人の将来よりも春琴の機嫌を取る方が大切であったし佐助自身もそれを望んでいる以上...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...一つ女の職人を仕立てるのも面白かろうと引き受けてくれた...
徳田秋声 「縮図」
...野の仕事に忙しい人達の労働の後の身体を纒う着物を仕立てるのが...
豊島与志雄 「秋の幻」
...二条(にじょう)から半時(はんとき)ごとに花時を空(あだ)にするなと仕立てる汽車が...
夏目漱石 「虞美人草」
...孝吉を一人前の醫者に仕立てることばかり樂しみにしてゐる樣子だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わざ/\名も知れない雜草を植ゑて仕立てる者があるでせうか」「――」平次は八五郎の指さすあたりを覗きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼女を梟なんか可愛がって飼ってるようなお嬢さんに仕立てるんだったなあ!』『あら...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...西部の大邸宅から美しい生地を大量に預かりそれを仕立てるのです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...もちろん風通しを考えてその上でさらにそういった樹木を仕立てることによって...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...馬流にもゴム輪の馬車の二台ぐらい有るのです――県庁の斉藤さんからも是非それを仕立てるようにとの事でしたが...
三好十郎 「樹氷」
...もともとそんな時間はづれにいわし船を仕立てることになつた...
三好達治 「海辺の窓」
...横浜の八十九番へ行けば小児用の品物は何でもあるが東京では近頃素人(しろうと)の家で小児用の洋服を仕立てるものが沢山あるよ...
村井弦斎 「食道楽」
...人を社會人に仕立てる適切な期間だつたやうに私には考へられる...
柳田國男 「兒童語彙解説」
...ぼくのことを孝行者みたいに仕立てるだけのことなのではないかと...
山之口貘 「野宿」
...それを早く仕立てるから便乗せよと云はれる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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