「今茲」の意味
この時、現在
「今茲」の例文(場面別)
- ビジネス今茲の業績を踏まえ、来期の戦略を見直す必要がある。
- 歴史的文書今茲の飢饉により、領民の困窮は甚だしい。
- 詩歌・文学今茲の春は格別に桜の色が濃い。
小説での「今茲」の使い方
...予の今茲に改めて滿腔の感謝を捧ぐる所である...
石川啄木 「郁雨に與ふ」
...今茲に一轉機を生ぜずむばあらざるなり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...今茲にその数個を示さん...
高木敏雄 「比較神話学」
...今茲(ことし)十九になる糺はむずかしい顔をして...
徳田秋声 「足迹」
...今茲(ことし)は病院の方を罷(よ)さして...
徳田秋声 「足迹」
...今茲(ことし)二十四になった子息(むすこ)のこともよく解っていた...
徳田秋声 「足迹」
...彼が今茲で社会的諸関係と呼ぶものは...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...その結果としてその概念の今茲に問題になっている限りの性格は反対物に転化する...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...今茲で何が問題になっているか...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...* ジャーナリズムの意義に就いて今茲に述べる余裕のないのは残念である...
戸坂潤 「科学論」
...ヘーゲルの弁証法を今茲に詳しく説明していることは出来ない...
戸坂潤 「辞典」
...此断腸亭日記は初大正六年九月十六日より翌七年の春ころまで折鉛筆もて手帳にかき捨て置きしものなりしがやがて二三月のころより改めて日日欠くことなく筆とらむと思定めし時前年の記を第一巻となしこの罫帋本に写直せしなり以後年と共に巻の数もかさなりて今茲昭和八年の春には十七巻となりぬかぞへ見る日記の巻や古火桶五十有五歳 荷風老人書...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...今茲で簡単にその証明をするわけには行かぬ...
中原中也 「よもやまの話」
...今茲にその百分の一も想起出来るかどうかと心細い次第だ...
中原中也 「我が詩観」
...今茲(ここ)に空気の一塊(ひとかたまり)が高い所へ昇って行くと...
中谷宇吉郎 「雪」
...今茲に判然と云うことは出来ない...
「予の描かんと欲する作品」
...作者は日本語を使つて今茲に法廷の模様を写生しつつあるのだから...
平出修 「公判」
...「今茲壬申...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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