...東京に帰れば今度こそはなかなか容易ならざる反抗が待ちうけているとは十二分(ぶん)に覚悟して...
有島武郎 「或る女」
...今度こそは一度でも綺麗に返金しておかないとまずいことになる...
有島武郎 「星座」
...「今度こそ、おツ母さん、東京に歸つたら、もう、何をするにしても落ちつくつもりです...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...今度こそは顔色を変えないではいられなかった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...今度こそ僕に毒薬のコップを取らせようという訳ですか...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...そうして今度こそはと注意して進むうちに...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...「今度こそいよ/\お暇乞だな...
薄田泣菫 「茶話」
...今度こそ一挙にという意気込みが計画に激烈さを加えたのだろう...
高見順 「いやな感じ」
...(今度こそどうだ...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...今度こそ一日も早く明間をさがして引越したいと決心するやうになつた...
永井壮吉 「人妻」
...今度こそ何とか纏(まと)まりそうだ...
中島敦 「光と風と夢」
...今度こそあなたを叩きのめして見せる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...伝兵衛は、小走りにその後を行きながら、「するてえと、何か、たしかなお見込みでも」「さんざん縮尻(しくじ)ったが、今度こそ、大丈夫」「大丈夫って、どう大丈夫」「謎が解けた...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...外はもうすっかり冬の晩だぜ」と、呟(つぶや)きながら、はいって来たのが、今度こそ、たッぷり二升ははいる、貧乏徳利を提げて戻った、島抜け法印――「早やかったろう――酒屋を叩き起して、煮売り屋を叩き起して、これでもなかなか働いて来たのだぜ」ふところから、竹の皮包みを取り出して開いて見せる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...一五「ときに、雪さん、どうだね? あたしが、今夜、何か言い出したら、今度こそ、うんと言ってくれますかい」お初の舌鋒(ぜっぽう)は、ふたたび、雪之丞に、鋭く注がれはじめた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...今度こそもろ共に...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...(今度こそは)弓をしぼっていると...
吉川英治 「親鸞」
...今度こそはたしかである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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