...私は今度こそは全くひとりで歩かねばならぬと決心の臍(ほぞ)を堅めた...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...エセックスも今度こそはと自負しながら女王のもとに馳せつけたが――女王は非常なよそよそしさで...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...今度こそこの颶風にかかって命を奪われるのか! と観念の臍(ほぞ)を固めていたのであったが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...今度こそほんとにノウトルダムの妖怪を見た...
谷譲次 「踊る地平線」
...今度こそ有耶無耶(うやむや)では済まされず...
徳田秋声 「仮装人物」
...お雪は恐怖と幻怪の中に、今度こそは、その正体を見届けてやろうという気になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...』今度こそはボーシスも...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「今度こそは行雄の番だ!」と彼は...
牧野信一 「サクラの花びら」
...やつぱし自分の手で片づけなければならない家の仕末もあるし――だが今度こそは愚図/\してはゐないよ...
牧野信一 「南風譜」
...今度こそ秘めた破邪(はじゃ)の剣を下すべきときなのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...今度こそはとてもたまらないという風に...
夢野久作 「暗黒公使」
...そこで、天堂、九鬼、森の三人は、各(めいめい)八、九人ずつの侍を連れて、この関の山に集まり、今度こそは、水も洩(も)らさぬような手配りの下(もと)に、怪しい虚無僧、阿波の国内をうかがおうとする銀五郎、多市などを、余さず引っ捕えようとするのである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...今度こそは、かけがえのねえあなたのお力、どうぞめったな足を踏みださねえように...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...今度こそは大勢しても武蔵を討つと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...アガアトは、今度こそ、先手を打たれないようにしなければならぬ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...今度こそは、もう疑う余地はない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...もう今度こそは!」と...
若山牧水 「姉妹」
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