...空いと澄みて、一むらの雲なく、夕つ方より東のかたを打ながめてあれば、しばしして山ぎは少しあかり、次第に光しげく、今少しすれば、大きやかなる、少しく赤みかゝりたる月さし昇る...
上田敏 「月」
...実は小生は今少しケチな雑誌ならんと存じ「反古籠(ほごかご)」なども少き方宜(よろ)しからんとわざと少く致し候処(ところ)甚だ不体裁にて御気毒に存(ぞんじ)候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...「よし今少し經つたら飮む」と言つて容易に承知しなかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...さうかと思ふと、さも/\腹が空(す)いて仕方が無いと言はぬばかりに一生懸命に飯を茶漬にして掻込んで居るもの、胡坐(あぐら)を掻いて烟草(たばこ)をすぱり/\遣つて御座るもの、自分は今少し前、一寸(ちよつと)其席を覗(のぞ)いて見たが、それは/\何とも形容する事の出来ぬばかりの殺風景で、何だか鬼共の集り合つた席では無いかと疑はれるのであつた...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...今少し確かな足を踏み出そうとはしているのだった...
徳田秋声 「仮装人物」
...何とか今少し御思案もありそうなものだといって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...今少し常識的に勉強するがよいでしよう...
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」
...したがって文学全体に渉(わた)っての御話をするときには今少し概括的(がいかつてき)に出て来なければならぬ訳です...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...俺だって今少し若ければ...
橋本五郎 「地図にない街」
...今少しく高尚に進みて宗旨のことに及ばん...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...今少し咽喉の渇きを感じだしてきたくらい...
正岡容 「小説 圓朝」
...(明治三十一年二月二十四日)七(なな)たび歌よみに与ふる書前便に言ひ残し候事今少し申上候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...あの時に今少し勉強し置かば...
正岡子規 「病牀譫語」
...そんな出過ぎた考を起さうよりも先づ大体の趣向に今少し骨を折るべし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...初めからこれは闖入(ちんにゅう)者であると知っていたならば今少し抵抗のしかたもあったのであろうが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今少しく知り且つ考えなければならない...
柳田国男 「海上の道」
...今少し待っておりさえすればよかったのである...
柳田国男 「雪国の春」
...それを今少し細かく分解してみると...
柳田国男 「雪国の春」
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