...竜王が姿を現すのを今か今かと待って居りました...
芥川龍之介 「竜」
...お前が言い出すのを今か今かと待っていたのだ...
太宰治 「新ハムレット」
...今か今かと待ち構えていた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...関東震災後の復旧測量では毛無山(けなしやま)頂上で二十八日間がんばって天城山(あまぎさん)の頭を出すのを今か今かと待っていた人がある...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...今か今かと待ってましたのよ」と言う...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...然し今か今かと待っていてくれる友のことを想像したり...
豊島与志雄 「道連」
...その背中に斬りつける機会を今か今かと狙い出した...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...今か今かと順番の至るを待つ」なるほど死を決していたものと見える...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...医者の来るのを今か今かと待ち受ける心ほど苛(つら)いものはなかった...
夏目漱石 「門」
...今か今かとふるえながら待っていましたので...
新美南吉 「手袋を買いに」
...今か今かとまちかまえているのだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...今か今かと文三が一刻千秋の思いをして頸(くび)を延ばして待構えていると...
二葉亭四迷 「浮雲」
...今か今かと帰りを待ちわびているものたちに...
本庄陸男 「石狩川」
...小使が閂を抜いてさっと大門を打ち開くのを今か今かと...
宮本百合子 「思い出すかずかず」
...村同志の人々も皆その婚礼の日が来るのを楽しみにして今か今かと待ちかねていましたが...
夢野久作 「白髪小僧」
...同室の青木が外出するのを今か今かと待っていたのであった...
夢野久作 「一足お先に」
...孔明軍が来るのを今か今かと待っていた...
吉川英治 「三国志」
...今か今かと待っていたが...
吉川英治 「私本太平記」
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