「什」の意味
十人を組とした軍隊の単位
小説での「什」の使い方
...什麼(そも)そは何処(いずく)ぞ」トいへば...
巌谷小波 「こがね丸」
...そこで阿宝の室の鏡台はじめ什具(じゅうぐ)の色合や名前を訊いてみると...
田中貢太郎 「阿宝」
...しかしその一伍十什を母親からかくして了ふことは出來なかつた...
田山花袋 「道綱の母」
...日用品以外の家具什器の類はみな...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...什器(じゅうき)類の下調べ...
直木三十五 「南国太平記」
...思いきって一伍一什(いちぶしじゅう)を南条にうちあけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...一別来の一伍一什(いちぶしじゅう)を喋り出そうとするから...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうして什(どんな)時(とき)でも其(そ)の本能(ほんのう)を衝動(そゝ)る機會(きくわい)があれば鳴(な)くのだといつて待(ま)つて居(ゐ)る其(そ)の蛙(かへる)もひつそりとした...
長塚節 「土」
...天地と我と什麼(いんも)の交渉かある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...自己が唯一の俳人と崇(あが)めたる其角の句を評して佳什(かじゅう)二十首に上らずという...
正岡子規 「俳人蕪村」
...一伍一什(いちぶしじゆう)を話した……孫の雪子は學校通ひの途中で出會つてゐたある若い會社員に誘惑されて...
正宗白鳥 「孫だち」
...什物(じふもつ)を看むことを乞ふ不許(ゆるさず)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...恐くは尋常の什具ではなからう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...シャクリ上げシャクリ上げして一伍一什(いちぶしじゅう)を話し出した...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...A先生の内弟子のE君か誰かをお使いに立てて取り返しに遣ったら什麼(どんな)ことになるであろう...
夢野久作 「所感」
...さきほどの無礼(ぶれい)の段(だん)はひらにお目こぼしねがいまする」一伍一什(いちぶしじゅう)のはなし...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もし明るいうちになぞ帰って来たら家へ入れないから」いちぶ一什(しじゅう)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ぜひなく一応恥をしのんで戻ってまいったような次第でございまする」一ぶ一什(しじゅう)を聞くと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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