...不義者の亡ぶる如き当然のみとの意を表わしたのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...それにしても彼らのいっせいに亡ぶべき時がもう十数日に迫っているぞという私の警告文が...
海野十三 「放送された遺言」
...時には魂も亡ぶやうな苦しみを苦んだ...
田山録弥 「心理の縦断と横断」
...街廣きトロイア今日ぞ亡ぶべき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アイギス持てるヂュウスの子!アカイア軍の亡ぶるを猶この際に救はずや?運命惡くつらくして只一人の猛勇の故に彼らは亡びんか...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...人亡ぶと雖もこの霊未(いま)だ嘗(かつ)てほろびず……我もまた詩中の人となって...
中里介山 「大菩薩峠」
...国が亡ぶるということは...
中里介山 「大菩薩峠」
...それをしないで「運」に任せる者は必ず亡ぶというのである...
矢部貞治 「政治学入門」
...故に物質と慾望に最忠実なるものは強者となり悪魔となりて栄え、物質と慾望とを最も軽蔑する者は弱者となり、神となりて亡ぶ...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...亡ぶのも自然だが...
吉川英治 「折々の記」
...蜀が亡ぶしかないことは知っているだろうが...
吉川英治 「三国志」
...天下の害賊ここに亡ぶと...
吉川英治 「私本太平記」
...人道のない美濃は亡ぶにきまっているが...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふたつが離反すれば、必定(ひつじょう)、国は亡ぶ...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつの時代でも、亡ぶ者が、かならず抱いている滑稽(こっけい)な信念は、(おれは亡ぶ者でない)という錯覚(さっかく)である...
吉川英治 「新書太閤記」
...亡ぶものは亡ぶ素因(そいん)を多分に持って...
吉川英治 「新書太閤記」
...祖城の亡ぶ炎をかなたに刺しちがえて死んだ――あの維新惨劇の一場面を語ってゆく...
吉川英治 「随筆 新平家」
...もし、その精神が錆(さ)びたり、その精神が失われるようなことがあったら、日本は亡ぶ日だ...
吉川英治 「山浦清麿」
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