...凡そ六年間に亙る自分の内面生活の最も直接な記録である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...堺君は全ページに亙る大論文を出して解説補充してくれました...
石川三四郎 「浪」
...立木代金四百圓以上に亙るものは...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...亙る雁(かりがね)の聲のみ高し...
高山樗牛 「瀧口入道」
...此の夫人の三十有餘年に亙る純潔無垢な生涯に唯一の汚点を残すもので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...それは前に述べたスパンベルグ以來百餘年に亙るかずかずの異國船渡來が與へた影響だけでも...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...これは支那の上古史全體に亙る問題であつて...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...而して支那に於いても各時期に亙る所の形式を...
内藤湖南 「日本上古の状態」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...四年に亙る江戸の騷擾者三十幾人は一と晩のうちに縛られてしまつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...過去一切に亙る自分の芥川觀が...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の追憶」
...カアンと鐘の音が院内に響き亙ることがある...
北條民雄 「続癩院記録」
...あれだけ長期に亙る大規模の捜査に係らず...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...二千の職工と多年に亙る接触をして得たに違いない経験と知識より...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...初めて全面に亙る国民食の課題の参考となるだろう...
宮本百合子 「「うどんくい」」
...十三時間にも亙る労働強化と最悪の条件で男よりひどく搾られるばかりではない...
宮本百合子 「国際無産婦人デーに際して」
...八月二十二日〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕八月二十二日 月曜の夜 第四十四信光子さんが三ヵ月に亙る岩手と北海道の絵の旅からかえって来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...二通に亙るかもしれない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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