「亙」の意味
広く行き渡る
小説での「亙」の使い方
...凡そ六年間に亙る自分の内面生活の最も直接な記録である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...堺君は全ページに亙る大論文を出して解説補充してくれました...
石川三四郎 「浪」
...全市に亙(わた)る爆撃をうけたときは...
海野十三 「空襲葬送曲」
...ずゐぶん長期に亙つて熱心に心靈實驗に立合はれた一人である...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...この町中にすっかり知れ亙ったのである...
海野十三 「地球発狂事件」
...全身に亙(わた)って六ヶ所に...
江戸川乱歩 「悪霊」
...ほら、亙り線と違って、雪が積っていないじゃあないですか!――とにかく駅長の仕事です...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...籠城(ろうじょう)は九月から十月に亙(わた)った...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...美濃(みの)一國の山々は波濤の打寄するが如く蜿蜒(ゑんえん)と連(つらな)り亙(わた)りて...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...しかし其等のすべての時に亙り...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...斯くして數十年に亙る天文學の難題は渙然氷釋して...
長岡半太郎 「アインシュタイン博士のこと」
...十二日間に亙って競技を続け...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...しかし久しきに亙る習慣を変えるということは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また全国の隅から隅に亙って教区の課税の不足を補うために自発的慈善を採用しようというほとんど普遍的な叫びが挙げられているというのが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一八一〇年及び一八一一年に著した英蘭(イングランド)の大部分に亙る立派な旅行記の中で...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...長篇「伸子」を三年に亙って執筆...
宮本百合子 「「現代百婦人録」問合せに答えて」
...浜辺の一帯に亙(わた)るまで眼を光らせて...
吉川英治 「源頼朝」
...更に彼らが支配し得る資本及び労働を一つの職業から他の職業に移しつつある期間全体に亙って感ぜられるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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