「五月蠅」の意味
うるさく騒がしい
「五月蠅」の例文(場面別)
- 日常会話隣の部屋から五月蠅い音が聞こえてきて、集中できなかった。
- 文学作品彼の五月蠅い言葉が、静かな夜の空気を破った。
- ビジネス会議中に五月蠅い雑音が入り、重要なポイントが聞き取れなかった。
小説での「五月蠅」の使い方
...食事中に五月蠅が飛んできた...
...部屋の中に五月蠅が大量発生していた...
...五月蠅が頭の周りを飛び回って、集中できなかった...
...五月蠅取りを使って、五月蠅を追い払った...
...外でバーベキューをしていたら、五月蠅がたくさん寄ってきた...
...忙しくて五月蠅いことは疑ない...
種田山頭火 「行乞記」
...五月蠅(うるさ)さを感じていたが...
直木三十五 「南国太平記」
...甚(はなは)だ五月蠅(うるさ)いものである...
永井荷風 「日和下駄」
...俺方(おらはう)は畑(はたけ)が五月蠅(うるさ)くつて本當(ほんたう)に仕(し)やうねえ」「見(み)せしめに行(や)つ時(とき)にや...
長塚節 「土」
...汝等(わつら)見(み)てえな餓鬼奴等(がきめら)ごや/\來(き)ちや五月蠅(うるさ)くつて仕(し)やうねえから」與吉(よきち)は悄々(しを/\)と立(た)つた...
長塚節 「土」
...肉親は五月蠅い、と思はず、何時もながら痛感した...
中原中也 「その頃の生活」
...知合の船が五月蠅(うるさ)くて叶はねエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんな事で寢つかれないお前ぢやあるまい」「頼むから親分」「五月蠅(うるさ)いな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仕事を頼むの何がどうしたのと小五月蠅(こうるさく)這入込(はいりこ)んでは前だれの半襟(はんえり)の帯つかはのと附届(つけとどけ)をして御機嫌を取つてはいるけれど...
樋口一葉 「わかれ道」
...五月蠅(うるさ)いとばかりに...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...万古に品々(しんしん)も五月蠅(うるさ)い」「だッて人間は品格が第一ですワ」「ヘンそんなにお人柄(しとがら)なら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...「アラ母親さんが呼んでお出でなさる」「ナアニ用も何にも有るんじゃアないの」「お勢」「マア返事を為(な)さいヨ」「お勢お勢」「ハアイ……チョッ五月蠅(うるさい)こと」ト起揚(たちあが)る...
二葉亭四迷 「浮雲」
...即ち読口やゝ五月蠅く徒らに達者なるのみの存在と云ふ定評があつた由だが...
正岡容 「下谷練塀小路」
...病人が自分を五月蠅(うるさ)がつて居るやうだと思へば少し次の間へでも行つて隠れて居る...
正岡子規 「病牀六尺」
...約いと五月蠅(うるさ)しと...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...あんまり五月蠅(うるさい)ので或るとき...
夢野久作 「鉄鎚」
...中味の麻雀が船員に見付かると五月蠅(うるさい)からね...
夢野久作 「焦点を合せる」
...また五月蠅(うるさ)くなりそうな二人のことなど知らなかった...
横光利一 「旅愁」
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