...が、二通りの指紋は、各々全く別個のものである事に私は気附いた...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...「歩く馬鹿」の身になってみると一通りや二通りの苦労じゃないという一事を強調したかったまでのことで...
谷譲次 「踊る地平線」
...自然を自己にうちこむ人と二通りある...
種田山頭火 「其中日記」
...二通りある中の本当のものの方で...
田山録弥 「三月の創作」
...招待状を貰うにはこれでも一通りや二通りの苦心じゃあなかったのさ...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...この映画を見て非常におもしろいという人とちっともおもしろくないという人と二通りあるようである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...だいたい二通りに分類される...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...その二通りのうち一つは積極的のもので...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...金五郎の苦肉の策にしたがって、今日は、二通りの荷役が、同時に、行われているのだった...
火野葦平 「花と龍」
...藝術家の變化には二通りあつて...
堀辰雄 「室生さんへの手紙」
...描くだけのことは一通りも二通りも描かれて居り...
牧野信一 「浪曼的月評」
...インゲンマメ今日世間でいっているインゲンマメには二通りの品種があって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...十二通り皆わかつて居りませんが...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...そのさわし方には二通りあり...
柳田國男 「食料名彙」
...カヌカまたはカガには二通りあるのではなかろうか...
柳田國男 「地名の研究」
...ここに二つのマツリは二通り全く別なものであるかの如く思う人を多くしてしまい...
柳田国男 「年中行事覚書」
...実は昔から二通りあったということに気づかぬことである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...爪紅草二通りの全く反対な名の付け方が...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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