...支那服や支那織の布地を売っている専門店の売り場に私の気に入った服が二着並んでいたが...
上村松園 「余齢初旅」
...明治三十二年間牒を村に派出し良民を勧めて巨額の村債を負ハしめ土地田畑の価を下落せしむる事を謀りて漸村民を貧弱ならしめ以て全村を奪掠せんことを企てたるを第二着とし...
田中正造 「非常歎願書」
...一着或は二着かを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それでもお島が二着三着と受けて来た仕事に...
徳田秋声 「あらくれ」
...二着とかいうことではなかった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...程なく同氏から鄭重な小包郵便を以て二着の「モンペ」が送られた...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...大島氏は果して約束の如く此度は新たに地方色豊かなモンペ二着を小包郵便を以て送り来された...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...しかし結果は、この全国民の待望を裏切って、橋爪二着、今一人のホープ北村は六着であった...
中谷宇吉郎 「ものは考えよう」
...大見出しは「一着紺野(米)二着橋爪(日)三着岡本(伯)日本人選手ずらり」というので...
中谷宇吉郎 「ものは考えよう」
...二着物でも着換えて...
夏目漱石 「それから」
...彼は、その全収入を菓子屋に奉公するために、仕事着は、二着っきり、靴はなく、どんな寒い時もゴム裏足袋(たび)の、バリバリ凍ったのをはいていた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...二着目を……」楽屋へ戻って...
久生十蘭 「あなたも私も」
...……入用なものてえのは、潜水具二着と、送風ポンプが一つありゃあそれですみさ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ふらふら二着の潜水着が浮き出した...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...羊の毛皮を裏につけた二着の古いフロックコートと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...すると間もなく、きわめて鄭重な答礼の手紙と一緒に、子供服二着、それに大人の服地一人分、合計、どう見ても時価で約四十円見当のものを贈り返してくれた...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...大坂の鼬(いたち)を誘って、大晦日(おおみそか)の晩、約束の間の山へつき、そこの雲霧茶屋(くもきりぢゃや)で待っていると、やがて、第二着が、駿府の羅宇屋煙管(らうやきせる)の五郎八、次にやって来たのが、浜松のお仮面(めん)屋の伜(せがれ)丹三郎...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...二着馬五十円を付したる第六回競馬は...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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