...何といふ事もなしに渠の心を狼狽させた...
石川啄木 「病院の窓」
...昨夜のような目に遇ふ事もなし...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...やはり雲龍寺へいったもの同様彼等の気勢に圧倒されて何事もなしえなかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
......
立原道造 「萱草に寄す」
...何事もなし...
種田山頭火 「其中日記」
...且つ何事もなしに一夜をそこにすごした...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...これという仕事もなしに...
徳田秋声 「爛」
...例によつて為す事もなし...
永井荷風 「断腸亭日乗」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...夏の病気はさしたる事もなしとの事にて安心せり」と...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...かような陋巷(ろうこう)におったって引張りと近づきになった事もなし夜鷹(よたか)と話をした事もない...
夏目漱石 「倫敦消息」
...どうという事もなしに...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...娘がなんと云う事もなしに笑い出すと...
堀辰雄 「菜穂子」
...そのとき何という事もなしに思い出したからだった...
堀辰雄 「菜穂子」
...そして何んという事もなしに少し涙ぐんだ...
堀辰雄 「菜穂子」
...物質的なる手段なしには何事もなし得ない...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...物質的なる手段なしには何事もなし得ない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...何事もなしうる主権に離れた寂しさというようなものをお感じにならないであろうか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
便利!手書き漢字入力検索
