...学芸部の了簡(りょうけん)では...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...わしの了簡ひとつで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...拙者にも了簡(りょうけん)がある」兵馬は言葉を強くしてこう言いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あやつってみようとするケチな了簡(りょうけん)がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...こっちにも了簡(りょうけん)があるんだからな」「それがまことにどうもはや……」「来たのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの金の鯱に食いついてみてえというような了簡(りょうけん)は起らないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪い了簡(りょうけん)を出すもんじゃない...
中里介山 「大菩薩峠」
...もうどうあっても家(うち)へ戻る了簡(りょうけん)はない...
夏目漱石 「坑夫」
...こうまで手っ取り早く片づける了簡(りょうけん)とは思わなかった...
夏目漱石 「坑夫」
...第一それからが不了簡(ふりょうけん)だ」「饂飩屋だって正業だ...
夏目漱石 「二百十日」
...けれども別にどうする了簡(りょうけん)も出さなかった...
夏目漱石 「道草」
...買いたい了簡(りょうけん)を誘致するには至らなかった...
夏目漱石 「門」
...自分の真価以上に看板(かんばん)をかけたい了簡(りょうけん)なるか...
新渡戸稲造 「自警録」
...了簡一つでは今のお内儀さんに三下(みくだ)り半をも遣られるのだけれど...
樋口一葉 「にごりえ」
...了簡(りようけん)一つでは今のお内儀(かみ)さんに三下(みくだ)り半(はん)をも遣られるのだけれど...
樋口一葉 「にごりえ」
...了簡次第の物だわな...
樋口一葉 「わかれ道」
...この「ガ」の先にはどんな不了簡(ふりょうけん)が竊(ひそ)まッているかも知れぬと思えば...
二葉亭四迷 「浮雲」
...用心に越した事なしてふ了簡がほとんど天性となり居るところへ以て...
南方熊楠 「十二支考」
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