...何でも構わないから読者に話して了えよ...
石川欣一 「可愛い山」
...吾々は萬の研究を了へた結果社會主義に來たものでない...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...汽車が立つて了つて...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...順了人情公道虧(にんじょうにしたがわばこうどうをかく)...
泉鏡花 「活人形」
...それからはパツタリ来なくなつて了つたが...
内田魯庵 「犬物語」
...真に理屈を了解するようにならねば...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...此男は發句友達だといふ事を初めて了解した...
高濱虚子 「俳諧師」
...かれはすつかり眼の前が暗くなつて了つたやうな気がした...
田山録弥 「島からの帰途」
...いよいよ別れて了えば私は明日の日から自分で食うことを考えねばならぬ...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...脱(ぬぎ)っぱなしで寝て了うなんて...
徳田秋声 「あらくれ」
...むしろ彼の苦衷(くちゅう)を了(りょう)するの禁ずる能(あた)はざるを覚う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...あたし自分でもすっかり忘れて了いたいと思っていたの...
豊田三郎 「リラの手紙」
...そんなばかな了見で...
中里介山 「大菩薩峠」
...うまく立廻ろうというズルい了見なのだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...大横町の闇へ消えて了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――其儘殺されて了つたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お紋は其儘根芝(ねしば)の上に崩折れて了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こういう経路を踏んで「唄う鶴の噴水」は夕陽新聞の特種になって了った...
久生十蘭 「魔都」
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