「乾」の意味
天、陽
小説での「乾」の使い方
...自分の歩くところを乾分(こぶん)のものに見られるのを...
海野十三 「少年探偵長」
...それは黄いろく乾からびた貧弱(ひんじゃく)きわまる身体であった...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...乾いた唇へと近づいて行く...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...今度はインキがギラ/\浮いて容易に乾かない...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...すぐ乾きましてよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...濡れたから火に当てて乾かしたのでは...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...ふと乾いた木の燃える匂と共に...
永井荷風 「来訪者」
...半ば乾きながらも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...第一飢えて干乾(ひぼ)しになるより仕方がない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...」乾物屋の子は目をまあるくして...
水上滝太郎 「大人の眼と子供の眼」
...――――余り空気が乾燥しすぎているのが有害なのだそうですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...また妊娠の始めには芹、独活(うど)、冬瓜(とうがん)、西瓜等水気の増すものまたは芋、豆、大根、蕪根の如き瓦斯を醸すものおよび塩漬の肉類、乾物、脂肪多き食物類は消化良しからざるものなれば食用すべからず...
村井弦斎 「食道楽」
...草は古藁(ふるわら)のように乾き...
室生犀星 「野に臥す者」
...宿場に集った人々の汗は乾いた...
横光利一 「蠅」
...乾干(ひぼ)しになっても...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...やがてしかとしたことがわかれば、孫乾が、途中まで迎えに出ている約束になっております」「そ、それでは、内院を捨てて、許都から脱れ出るおつもりか……」「しっ……」関羽は不意にふり向いて、内院の苑(にわ)をじっと見ていた...
吉川英治 「三国志」
...乾門(いぬいもん)よりおいでを待つ――というのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...武蔵野の土は露じめりの日はよいが乾くとホコリ立ち...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索
