「乱れる」の意味
秩序がなくなる
小説での「乱れる」の使い方
...粉々として乱れる矢の中を...
芥川龍之介 「偸盗」
...微酔(ほろよひ)の足の乱れるでもなく...
石川啄木 「鳥影」
...父も母も心の思いはいよいよ乱れるのである...
伊藤左千夫 「奈々子」
...ちらちら乱れる視界の中に僕がとらえたのはあの男の顔だった...
梅崎春生 「蜆」
...すこしも乱れることなく組織の最高能率を発揮した結果に外ならないのだ...
海野十三 「火星探険」
...この花鳥乱れるの図を何と読んでいいのだろう...
海野十三 「流線間諜」
...たがいに衝突し入り乱れる不協和音までが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そこに退くとすれば軍隊の隊伍は乱れるに違いなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...行列と見物人とが滅茶々々に入り乱れるや...
永井荷風 「花火」
...宗方善五郎の乱れる筆跡のうちに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...百花妍(けん)を競って咲き乱れることでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...円陣は一斉に乱れると各々まつしぐらに水を眼がけて駈けて行つた...
牧野信一 「渚」
...髪の乱れるのも知らずに書き写しをするのですね」笑いながらまた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...思い乱れることのないようにとかえすがえすもお言いになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...春のこととて花が咲き乱れる...
柳宗悦 「全羅紀行」
...長髪がばらばらと乱れると物々しくもあり...
山本笑月 「明治世相百話」
...電話や靴の音がガンガンガタガタと入り乱れるバラックの二階で...
夢野久作 「スランプ」
...天下が乱れるのだ...
吉川英治 「三国志」
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