...その松の蔭に、その後(のち)、時々二人して佇(たたず)むように、民也は思った、が、母にはそうした女のつれはなかったのである...
泉鏡花 「霰ふる」
...義弘は智勇の名將也...
大町桂月 「國府臺」
...一、芝の愛宕山、二、品川の品川神社、三、市川の國府臺、四、立川の普濟寺、五、百草の百草園、六、この荒幡の新富士、これ也...
大町桂月 「狹山紀行」
...高崎驛にて電車に乘換へて、澁川町に著きしは、夜の八時半也...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...靜養せむとすれば也...
大町桂月 「十和田湖」
...稀(まれ)に荒(あら)すは食(しよく)の尽(つき)たる時也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...これ其子を産(うま)んとて也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...隈(くま)の字をも用ふ)千曲川の水源(すゐげん)は信濃越後飛騨の大小の川々あまた流(なが)れ併(あひ)て此大河をなす也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...道也が追い出されたのは道也の人物が高いからである...
夏目漱石 「野分」
...――これが今の道也の信念である...
夏目漱石 「野分」
...十道也(どうや)先生長い顔を長くして煤竹(すすだけ)で囲った丸火桶(まるひおけ)を擁(よう)している...
夏目漱石 「野分」
...道也先生は羽織のゆきを左右の手に引っ張りながら...
夏目漱石 「野分」
...徳山のオゴリ也...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...建築士会へは中條文庫資金一万二千三百円也が寄附されました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...日本紀景行紀によるに此辺みな海也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...髣髴現出于前也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...酒丸安樂寺境内裏の笹山にて緋毛氈敷二人自害一人は宇都宮左衛門 傍に肩先鐵砲受候者一人居候を生捕斬首宇都宮は紫緘の革の鎧陣羽織を着其上ござ着て打たれ申候大小一腰金子二十兩有之西岡自殺鎧傍に捨あり金銀糸にて縫候もの着用外三人亦綸子金銀の縫也栗原にてきり取候十二の首は俵に詰め馬につけ土浦へ送申候慘話續々...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...人の語るもおもしろきもの也...
吉川英治 「上杉謙信」
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