...乞食の衣を身に纏つた...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...乞食(こじき)ではござりませんでござります...
泉鏡太郎 「畫の裡」
...わが身はよるべなき乞食であつた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...年のころ五十ばかりに見える恐ろしい顔をした女乞食(おんなこじき)がいた...
田中貢太郎 「四谷怪談」
...「大そう気持のいいところでございますね」乞食は女中を呼んで...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「幻想」
...旅のこどもが犬ころを持つてゐる(ルンペン)・けふもいちにち風をあるいてきた山ふところの水涸れて白い花・風のトンネルぬけてすぐ乞ひはじめるもう葉桜となつて濁れる水に同宿は土方君...
種田山頭火 「行乞記」
...行乞相は正しくなければならない...
種田山頭火 「其中日記」
...雨乞山の巌壁もわるくない...
種田山頭火 「其中日記」
...生業として乞食をやっているが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...乞食の安さんが死んだか...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その乞食がいつもの場所に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その後重ねて教を乞ひにと行く度々鳥籠は一ツ二ツと増(ふ)え来(きた)りてその年の冬には六畳の間の片隅一間の壁に添ひて繍眼児の籠はさながら鳥屋の店の如く積重ねらるる事二...
永井荷風 「書かでもの記」
...昨夜の乞食(こじき)がもうウロウロして居ります...
野村胡堂 「悪人の娘」
......
正岡子規 「病牀六尺」
...乞い受けて小池へ放した...
柳田國男 「日本の伝説」
......
夢野久作 「猟奇歌」
...静山の槍を見たいと乞うた...
吉川英治 「剣の四君子」
...「いや、その使いには、ほかにしかるべき人物をやって下さい、てまえはこれに留まりましょう」「なぜか」「二度と、呉へ帰らんなどとは、期してもおりません」「だが、ご辺ならば、往来の勝手も知る、もしほかの者をやったら、黄蓋も惑うだろう」再三、曹操に乞われて、沢(かんたく)は初めて承知した...
吉川英治 「三国志」
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