...彼等はせいぜい九つか十で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...と「あたしも九つ」といつてちよつと笑つて「だけどお正月生れだから年づよなのよ」とませたことをいふ...
中勘助 「銀の匙」
...端渓(たんけい)かい」「端渓で眼(くよくがん)が九(ここの)つある」「九つ?」と和尚大(おおい)に感じた様子である...
夏目漱石 「草枕」
...平次とは九つ違いの十八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...物置の後ろには九つ梯子(ばしご)があるのに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...江島屋の庭からかけた九つ梯子を登つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...九つの子供のあるお君さんは...
林芙美子 「新版 放浪記」
...悼詩ボンタン実る樹のしたにねむるべしボンタン思へば涙は流るボンタン遠い鹿児島で死にましたボンタン九つひとみは真珠ボンタン万人に可愛がられいろはにほへらりるれろああらりるれろ可愛いその手も遠いところへ天のははびとたづね行かれたあなたのおぢさんあなたたづねて すずめのお宿ふぢこ来ませんかふぢこ居りませんかこれはその当時...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...此年棠軒三十六、妻柏三十五、子徳十一、女長十六、良十四、磐安二十一、平三郎九つ、孫祐七つ、姉国二十六、安十八、柏軒の妾春四十五であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その殺されたのが九つ半頃であったというから...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「おらあ九つの年から飲み始めて...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...何でも浄願寺の鐘が九つ(十二時頃)を打って暫くしてからだった」「一人で帰ったのか」「そうさ」其角はうーんと唸った...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...九つか十のときだったろう...
山本周五郎 「ひとでなし」
...年は九つか十であろう...
山本周五郎 「風流太平記」
...悠々と……四つ……五つ……六つ……七つ……八つ……九つ……最後のカラ――ンという一つは室(へや)の中の小宇宙を幾度もめぐりめぐって...
夢野久作 「暗黒公使」
...もう十のものなら九つまでしとげたのもどうよう...
吉川英治 「神州天馬侠」
...三斎は沢庵より九つ年長であった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...おりゃもう」「九つで...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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