...沙漠の舟と称(よ)ばるる駱駝に乗りて急ぎ来ったのであろう...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...わが隊はこの奇怪なる飛空機に乗りて...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...雲を起し、風に乗りて、大空を翔り行く...
高木敏雄 「比較神話学」
...女の自転車と馬乗りとはその頃の流行なりしにや吉原品川楼(よしわらしながわろう)の抱(かかえ)が和鞍(わぐら)に乗りての遊山(ゆさん)また新橋芸者(しんばしげいしゃ)が自転車つらねて花見に出かけし噂なぞかしましき事ありけり...
永井荷風 「書かでもの記」
...夕餉の後外濠の電車に乗りて涼を納る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...勢ひに乗りて駆け出(いだ)す時には大の男二人がかりにてもむつかしき時の有ける...
樋口一葉 「うつせみ」
...軍艦に乗りて海上に戦い...
福沢諭吉 「学問の独立」
...汽車に乗りて汽の理をしらず...
福沢諭吉 「物理学の要用」
...大阪市中を腕車(わんしゃ)に乗りて引き廻されけるに...
福田英子 「妾の半生涯」
...神戸よりは船に打ち乗りて...
福田英子 「妾の半生涯」
...楯に乗りて云々といふ一言がですなア! ハヽヽ...
牧野信一 「鏡地獄」
...この句は旅人のから尻などに乗りて行く様を言ひしものなれば...
正岡子規 「俳諧大要」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...倶(とも)に白雲に乗りて天に升(のぼ)る...
柳田国男 「山の人生」
...もと高野山より出でたる真言の祈祷師にて御朱印船に乗りて呂宋(ルソン)に渡り...
夢野久作 「白くれない」
...銭乞ふ群(むれ)の船に乗りて楽の音(ね)立つるなどもやや面白く思はれ申し候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...その獣(けもの)にうち乗りて往来(ゆきき)するアラビヤ人なども多く見え候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...アメリカ丸に乗りて神戸を発す...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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