...少年にして智慧があつたら進取の気力に乏しくなるだらうし...
薄田泣菫 「茶話」
...乏しい光りの中における効果を狙ったのに違いなく...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...孰方(どちら)かと云えば愛嬌(あいきょう)に乏しい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...冬の間はからだじゅうの乏しい血液がからだの内部のほうへ集合しているような気がする...
寺田寅彦 「春六題」
...合理性に乏しい主観の通用しさうな筈もなかつた...
徳田秋聲 「老苦」
...やはり自分を信ずる念が乏しかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...魚や野菜は波多野家にはひどく乏しかった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...その代り風の通る隙間(すきま)にも乏しかった...
夏目漱石 「行人」
...主人は客がこの方面の興味に乏しい様子を見て...
夏目漱石 「門」
...教育者であるという素因の私に欠乏している事は始めから知っていましたが...
夏目漱石 「私の個人主義」
...「どんなに貧乏しても...
火野葦平 「花と龍」
...木地を蝕する力に乏しい...
二葉亭四迷 「平凡」
...この種の思想が日本の歌人に乏しかりしは論を竢(ま)たず...
正岡子規 「曙覧の歌」
...愛の表現というものには乏しかった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これに対抗するような自然の敵も乏しく...
柳田国男 「海上の道」
...私の懐中(ふところ)が次第に乏しくなると共に私の身体(からだ)も弱って来た...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...野菜類にいたっては欠乏しなければ不思議であった...
横光利一 「上海」
...彼の嚢中(のうちゅう)は宿銭にも乏しかったので...
吉川英治 「剣難女難」
ランダム例文:
蛋白石 味方につけようとする 註文する
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
