...聊(いさゝか)以不レ存二野心(もつてやしんをぞんぜざる)一之旨を誓紙に書いた...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...之が第二の点である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...現在に於ける――之が歴史の最も具体化されている時間点である――社会を分析すれば好いわけであり...
戸坂潤 「科学論」
...彼れも亦之れを以て竊かに自ら誇るものゝ如し故に皆然りといふ然れども大阪の會議と民選議院の建白とは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...このことのためらしいが――」「誰に聞いた?」「吉之助に――」「吉之助は...
直木三十五 「南国太平記」
...木之助が松次郎を見ると...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...小さい炭屋の店を持っている猪之松でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その間夫だつた大井久我之助の手許には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恐らく猪之助は、今の所謂單一狂(モノマニヤ)で、智能は少し低いにしても、決して世の人の言ふ馬鹿ではなく、寧ろ思ひ詰めると、異常な仕事もやり兼ねない人間だつたかもわかりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勿論之は要之助に十分見ていられなければならぬ...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...水之江滝子(ターキー)女史に...
古川緑波 「うどんのお化け」
...小野蘭山(おのらんざん)の『本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう)』巻之十一「大薊小薊」の条下に「鶏項草ハ別物ニシテ大小薊ノ外ナリ水側ニ生ズ陸地ニ生ズ和名サワアザミ葉ハ小薊葉ニ似テ岐叉多ク刺モ多シ苗高サ一二尺八九月ニ至テ茎頂ニ淡紫花ヲ開ク一茎一両花其花大ニシテ皆旁ニ向テ鶏首ノ形チニ似タル故ニ鶏項草ト名ク他薊ノ天ニ朝シテ開クニ異ナリ」と述べてサワアザミが明らかに書かれている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...英之助はすぐに返辞をしなかった...
山本周五郎 「おばな沢」
...――帳尻を合わせる能だけの律義之助だ...
山本周五郎 「竹柏記」
...休之助は口をつぐんだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...佐和どのまでも裏切った」道之進はおのれを鞭打つように続けて云った...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...逓信省は之(これ)を或(ある)会社へ一手に委託して配達させて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...弦之丞を討ち洩らしたが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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