...」主税は返す言(ことば)もなく...
泉鏡花 「婦系図」
...主税とても、ただ通りがかりに、露店(ほしみせ)の古本の中にあった三世相が目を遮ったから、見たばかりだ、と言えばそれまでである...
泉鏡花 「婦系図」
...と帰って来た主税に...
泉鏡花 「婦系図」
...主税は、しかかっていた翻訳の筆(ペン)を留めて、請取って見ると、ちょっと心当りが無かったが、どんな人だ、と聞くと、あの、痘痕(あばた)のおあんなさいます、と一番疾(はや)く目についた人相を言ったので、直ぐ分った...
泉鏡花 「婦系図」
...主税が真砂町へ出向くと...
泉鏡花 「婦系図」
...」主税は笑って、「その事じゃない、馬丁の居処さ...
泉鏡花 「婦系図」
...主税が立続けに巻煙草を燻(くゆ)らす間に...
泉鏡花 「婦系図」
...主税は横から右瞻左瞻(とみこうみ)て...
泉鏡花 「婦系図」
...宗家別家の関係にある主税でさえ知ってはいなかったのだ...
山本周五郎 「菊千代抄」
...やっぱり絵でも描いてゆこうかと思わざるを得ないですよ」主税は五日滞在した...
山本周五郎 「菊千代抄」
...……矢島弥市は初めて主税を見るので...
山本周五郎 「菊千代抄」
...それは主税が去った五六日経った或る日...
山本周五郎 「菊千代抄」
...主税の憂わしげな顔に送られて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...主税も、何事かと、父の態度を憚りながら、後から、そっと上って、書院の隅へ畏(かしこ)まった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『主税――』と、父の声は重く静かである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...或は留守の間に、主税から、うすうす自分の性格とか、家庭の事情とかを聞かされ、ほんの留守番のような気持でいるのかも知れない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『主税どの、主税どの、まだ戸外(おもて)が大事だ』吉田忠左衛門と小野寺十内の二人は、槍を立てて、外を見張っていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『主税どのを討たすな』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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