...阿Qは臂(ひじ)を丸出しにして(支那チョッキをじかに一枚著ている)無性(ぶしょう)臭い見すぼらしい風体で...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...猛獣を物ともせざる勇敢の気象が丸出しである...
内田魯庵 「犬物語」
...長い歯が丸出しになって...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...裾(すそ)から綿のはみ出たどてらを尻端折(しりばしょり)して毛臑(けずね)丸出しという姿もあり...
太宰治 「新釈諸国噺」
...田舎言葉を丸出しにしても笑われるし...
太宰治 「惜別」
...好人物を丸出しにした眼元を細くして...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...突然田舎丸出しの書生が三人英語を習ひに来た...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...私は初めて逢つた此人の丸出しの土佐言葉に先づ興味を持つた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...台所ばかりを働いている田舎丸出しの越後(えちご)女は...
徳田秋声 「足迹」
...梶井は関西弁丸出しで...
外村繁 「澪標」
...という意気組み丸出しでかかって来るから...
中里介山 「大菩薩峠」
...やがて頭も尻尾も丸出しにするのは眼の前だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...顔も頭も丸出しで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...(何をしていくさるのじゃやら)いよいよお国訛り丸出しで奥役人ヤキモキしていると...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...「お前の比喩は気がきかないね」「そらガスコーニュ訛(なま)りが丸出しだよ」「その表現はちとあぶなっかしいぞ」(わたしはフランスの町なかで用いられている言葉を少しも避けない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのために炬燵の櫓(やぐら)が半分丸出しになって...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...その雑誌丸出しの内容に輪をかけたケレンやヨタ交りに...
夢野久作 「近世快人伝」
...そして尻から下を丸出しに...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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