...中天の日に向つて聳える時も...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「椰子の樹」
...中天に昇った太陽が...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...流星のように中天へ舞いあがったのだった...
海野十三 「超人間X号」
...太陽は中天に昇つて光を増し...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...久しからずして、運命の波は、其方向を転じ、東天の黒雲を排して、赫々たる太陽の、その麗わしき姿を、中天に示し、生命の光を放って、地上の万物を恵むが如く、甞て逆境に沈淪して、前途殆んど、一点の光明を有せざりし神は、すべての困難を排し、凡ての障碍を破りて、国家生民の為めに国民の人文の為めに、次第に其偉大なる性質を発展するに至る...
高木敏雄 「比較神話学」
...」月はもう中天に漂っていた...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...それが合掌したやうな形で中天に向つて延びて行く...
寺田寅彦 「木蓮」
...噴煙を中天に立ち昇らせ...
豊島与志雄 「自由人」
...オリオン星座が中天近く輝いている...
豊島与志雄 「ピンカンウーリの阿媽」
...中天には一片の雲もない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それからここを立ち出でて東照宮の方へ行く途中天海大僧正お手植の槙...
中里介山 「武州喜多院」
...中天を鱗雲が、非常な速さで南から北へ過ぎて行く...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...中天に近くなった頃でもあり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...月はやがて中天に昇りましたが...
野村胡堂 「猟色の果」
...灼ける太陽も心地よげに中天から光芒の足をその冷たい水晶のやうな水に浸し...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...中天竺を伐ちて三億金を求む...
南方熊楠 「十二支考」
...洋々と中天にのぼる旭光を満顔にうけて独り甚だ心は楽しむかのように見えただけである...
吉川英治 「三国志」
...いとど中天に冴えて見えた二十日月(はつかづき)は...
吉川英治 「新書太閤記」
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