...中堂の猛火、東叡山の天を焦がしてより日本の文章に貢献したるものは文部省なるか僕等なるかを...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...叡山(えいざん)の秋深かりし思ひ出で十一月一日 往年横川(よかわ)中堂にてはじめて渋谷慈鎧(じがい)に邂逅(かいこう)...
高浜虚子 「五百五十句」
...たかあしの膳(ぜん)に菓子盛り紅葉寺(もみじでら)坂少し下りて中堂(ちゅうどう)薄紅葉十月十五日 日本探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...中堂金内一身上の大事...
太宰治 「新釈諸国噺」
...趙は茫然として中堂の中に立っていた...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...七横川の中堂はさうした深い山の中であるにも拘らず...
田山花袋 「道綱の母」
...根本中堂で、島津家長久の大護摩を焚き、そして、自分等も、いささか心得ているから、四明ヶ岳で、兵法の修法をしたいから、余人を禁じてもらいたいといって、金を包むと、すぐ快諾して、僧侶が二人、見張役として、案内役として、ついて来てくれることになった...
直木三十五 「南国太平記」
...その坊さんの居なさるところは?」「根本中堂(こんぽんちゅうどう)の上やで――」「いつ頃...
直木三十五 「南国太平記」
...根本中堂(こんぽんちゅうどう)の方から...
中里介山 「大菩薩峠」
...中堂寺の町筋へ来ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...建久三年の頃叡山の根本中堂の安居(あんご)の結願に...
中里介山 「法然行伝」
...頂上の根本中堂(こんぽんちゅうどう)まではまだ十八町もあるというので...
横光利一 「比叡」
...広場から幾らか窪(くぼ)みの中にある中堂の廂(ひさし)からは...
横光利一 「比叡」
...中堂そのものが山上にあるという浪漫主義的な欠点は...
横光利一 「比叡」
...やがて中堂の裏門の方へ走っていた...
吉川英治 「大岡越前」
...こよいもまた、まだ宵なのに、中堂の坊舎から、火災が起り、さかんに鐘を鳴らしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...中堂のほうへ参ってみよう」なぜか少なからず失望した様子である...
吉川英治 「新書太閤記」
...わしは中堂に泊っている間に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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