...両々相調和し親昵(しんじつ)し行くところに...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...両々相下(あいくだ)らざるの結果...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...両々相対峙(あいたいじ)して譲らず...
太宰治 「惜別」
...両々相対して共に降るを欲しなかったのであるが...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...日本の風景と寺院の建築とは両々(りょうりょう)相俟(あいま)って全く引離すことが出来ないほどに混和している...
永井荷風 「日和下駄」
...両々この暴風雨(あらし)の中で斧を鳴らして...
中里介山 「大菩薩峠」
...両々の興味が加わって...
中里介山 「大菩薩峠」
...両々対立の勢のためにせっかくスコットのもっている写実的分子を引き抜いて写実派の中へ入れてやる事ができなくなってしまう...
夏目漱石 「創作家の態度」
...某の東北徒歩旅行は始めよりこの徒歩旅行と両々相対して載せられた者であったが...
正岡子規 「徒歩旅行を読む」
...両々相反するけれども...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...もとより両々相俟って進むことを必要とする...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...両々相並べて疾駆させながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...両々対比すべきであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...厳粛そのものの如く両々対峙して水を打ッたようになっていた...
吉川英治 「剣難女難」
...矛(ほこ)をふるって両々譲らず十数合ほど戦ったが...
吉川英治 「三国志」
...陸地同日に御進発なりしばしがほどは両々...
吉川英治 「私本太平記」
...両々こう二者のかけひきは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...将門の父良持の健在だった頃には、まさに、常陸源氏に応ずる“坂東平氏(ばんどうへいし)”の概(がい)を以て、両々、相ゆずらない対峙をもっていたものであったが、いつのまにか、良持亡きあとは、叔父三家とも、護の門に駒をつないで、常陸源氏の下に従属してしまった――おそらくは、そうして辛(から)くも、旧門旧領を、保ち得てきたものにちがいない...
吉川英治 「平の将門」
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