「世故」の意味
世間の習慣や風習
「世故」の例文(場面別)
- 日常会話彼は世故に長けているので、どんな場面でもうまく立ち回れる。
- ビジネス新入社員には、まず世故を学ぶことが重要だ。
- ニュース政治家の世故に長けた発言が、国民の信頼を得た。
小説での「世故」の使い方
...世故を知った人だけが成功する...
...彼女はまだ若くて、世故に疎い...
...世故からか、彼女はその取引を阻止した...
...彼は世故に疎いので、その要求に応じるつもりだった...
...彼は彼の大きな人気の秘密は、常に世故を心得ていることだと述べている...
...何と云う退屈さ加減!小説家最も善い小説家は「世故(せこ)に通じた詩人」である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...世故(せこ)に慣れきって...
有島武郎 「或る女」
...その顔は世故(せこ)に慣れきった三十女のようだった...
有島武郎 「或る女」
...世故に慣れて引き締まった小さな顔に気味悪いほど動いていた...
有島武郎 「親子」
...世故を離れた虚心坦懐な気持で...
飯田蛇笏 「薄暮の貌」
...その頃は何かなしに新聞に投書でもする人は世故にも長(た)け文章にも長じた中老人だとばかり思っていたから...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...然かも父祖の遺業に安居して天産に衣食せる人民は悠々として世故に迂なるを以て四年の水害に苦しみ四年の凶斂に悩み...
田中正造 「非常歎願書」
...あわれなひとり者の死に様をする為に其温かな巣(す)からさまよい出られねばならなかったのでしょうか?世故(せこ)を経尽(へつく)し人事を知り尽した先生が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...世故(せこ)に通じた田口によって...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...相当世故(せこ)にも長(た)けた男ですが...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...世故(せこ)にも長(た)け...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世故(せこ)にも長(た)け...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...普通それが早分りのする人情世故(せこ)に通じた一般的のものだけに...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...世故に長(た)けた人であるだけに...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...Kは人を見る眼や世故に長(た)けてはいたが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...本質的には世故にたけた...
宮本百合子 「鴎外・漱石・藤村など」
...若し彼をして真に人情世故に通ぜしめば豈に是のみにして止まらんや...
山路愛山 「詩人論」
...びっくりするほど世故に長(た)けた性質で...
山本周五郎 「竹柏記」
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