...朝からひつかけて与太話に時間をつぶした...
種田山頭火 「行乞記」
...どの人もそれ/″\興味を与へてくれた...
種田山頭火 「行乞記」
...ほんのわずかばかり分かることが無限の興味と刺戟を与え...
寺田寅彦 「科学に志す人へ」
...本能は彼にいい助言を与えたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこで、炉辺で茶を煎(せん)じながら、伊太夫の話し出すのを聞いていると、「与八さん、わしは少し急に思い立って、旅をして来たいと思うのだが、その間、お前さんに頼みたいのは、本家の方へ来て留守番をしてもらいたいのだが」「おや、そうでございますか、旅にお出かけなさるんでございますか、お江戸の方へでもおいでなさるんでございますか」と与八が念を押しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この男の醜さと膿(うみ)の臭(くさ)さとが悟浄に生理的な反撥(はんぱつ)を与えた...
中島敦 「悟浄出世」
...自然の与えてくれるものを取り逃さないようにする方が好かろうと思って...
夏目漱石 「こころ」
...天にも地にもあの人をあなたに与えたがらない者なんて一人もいないわ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...観念により多くの勢いと影響力を与え...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...いささかでも客に満足を与えたことを心で喜びながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一つの部屋が与へられるといふことが...
北條民雄 「間木老人」
...それは児玉旗山と頼杏坪とが関五郎に与へたものであつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これらがすでによほど大きな損害を国民に与えている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「なんだ」と与五兵衛がひどい山訛りで訊いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...翁はそれを短冊に自筆して人に与えるのがなかなかの楽みであったらしい...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...百杖を打って、見せしめてくれん」と、直ちに、二人の武士へ、鞭を与えた...
吉川英治 「三国志」
...ていねいな会釈(えしゃく)を与え...
吉川英治 「新書太閤記」
...その与える印象は...
和辻哲郎 「鎖国」
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