...不愛想な唸り声を...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...だがなんという不愛想な口のきき方であろう...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...不愛想(ぶあいさう)にしてゐたが...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...彼は何か言われないうちにと努めて不愛そうな顔つきをして急いで梯子段を上った...
相馬泰三 「六月」
...紙片(かみきれ)でも懸けたように不愛相に照っていた...
相馬泰三 「六月」
...一体妻ハ来客ニ対シテハ不愛想デ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...見らるゝ通り愚僧は今も不愛想な...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...あの不愛想な人のことだから...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...雇員らの不愛想さや故意にぐずついてる態度などに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不愛想に取り澄しているし...
豊島与志雄 「秦の出発」
...その不愛想な様子がまた夫の気質に反射して...
夏目漱石 「道草」
...相変らずその眼は不愛想でニヒリスティックではあったが...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...不愛想で、陰気で、みようによってはなんとなく秘密ありげな女だったが、ふっと、ああいう特殊な社会の脱走者にたいする刑罰が、いかに苛酷をきわめたものであるかに思いあたった...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...平生の不愛嬌には似もつかぬ如何にも嬉しそうに見えるので...
正岡子規 「病牀苦語」
...畳の上の事と地べたの上の事とは勝手が違いますからね」と不愛想に言いました...
夢野久作 「どろぼう猫」
...あんな野郎を寄せつけるんで」「いくら不愛想にしてやっても...
吉川英治 「江戸三国志」
...童子は不愛想に、「うん」と、一つうなずいたきり、後ろに続く関羽、張飛などの姿へ、棗(なつめ)のような眼をみはっている...
吉川英治 「三国志」
...客用の腰掛が三つ四つ不愛嬌に備えてある...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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