...ずっと不当な値を出しているのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...幾つかの比較的に重要でないことを理解しなかった故に彼の結論を批判するのは不当なことである...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...歴史科学が法則科学ではないという科学論の主張に対する正当な又不当な批難は...
戸坂潤 「科学方法論」
...之に方法としての不当な威厳を認めがちな事から来る結果なのである...
戸坂潤 「科学論」
...読書の不当な「経済」を強制されている無産者の現状との代りに...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...かく云うと直観されるものは視覚であり又空間であるという不当な結論に来るかのように見えるが併し直観なるものの一般的な特質は直観するということが直ちに直観されるということに結び付く点になければならぬ...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...クリストフに向かって不当な非難を加えた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一万二千五百円である(この額が不当なので...
直木三十五 「死までを語る」
...それは人心の焦躁(しょうそう)と無意識的ではあろうが不当な欲求との集積から生れ出る流行性の熱病である...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...いつまでもバルナバスに対して不当な態度を取ることでしょう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...そういう不当な待遇にナポレオンがいつまでも屈従しているはずはない...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...あなたの不当な介入と詐欺を申し立てて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...とでもいふ風に飽までも不当な観察を施した...
牧野信一 「妄想患者」
...また不当なものでもなく...
牧野富太郎 「植物記」
...何人も不当な法律に責め立てられて秩序を乱したことはない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かかる教義が啓示の教義であると云われたならば、確かにすべての宗教の敵は、またおそらくこれに属するゴドウィン氏やコンドルセエ氏は、これをもって、人間の愚鈍が発明し得る神のうちで、最も子供らしい、最も不合理な、最も貧弱な、最も憐れむべき、最も不正不当な、最も無価値なものとして、全力を尽して嘲笑し去ったであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...(c)ただ汝にのみ不当なる掟が課せられしならば嘆くべし(セネカ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...高氏さまの不当な御蟄居(ごちっきょ)が...
吉川英治 「私本太平記」
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