...若し価値をもってそれを定めるのが不当ならば...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...そのような不当な目にあいつづけて...
梅崎春生 「桜島」
...悪いものが不当な好遇を受けないのでもない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...――古典の権威に対する不当な尊重は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...プロレゴメナ)又空間それ自身が(プロレゴメナ)有限であるとも無限であるとも云われるのはそれが何れも不当な概念の上に立つからであると云う...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...いかなる不当な攻撃にも答え返さないでは済まさないという...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いかに不当なものであるかは明らかであろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不当な存在だと思えてきた...
豊島与志雄 「反抗」
...でも私は君にどうも不当なことをいっているようだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...結局ドゥロビャージュキン巡査はウシワーヤ・スペーシやザディライロヴォの百姓に不当な圧迫を加えて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...まさかこの哀れな女に不当な仕打ちはしないでしょう」哀願調の声にフィルが心動かされた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...また不当なものでもなく...
牧野富太郎 「植物記」
...徳山のように女学生らしい崇拝から三田の不当な馘首を怒り悲しむもの...
「海流」
...その原罪の不当な迫害という共通点を感じて...
山本周五郎 「青べか物語」
...さして不当な要求ではない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...高氏さまの不当な御蟄居(ごちっきょ)が...
吉川英治 「私本太平記」
...それは不当な値段ではないかも知れない...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
...ついで彼は父の取り扱いの不当な点を領主の前に訴えて領主を驚かせた...
和辻哲郎 「鎖国」
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